2006年12月25日

「水伝」を受け入れるということ

「水伝」を受け入れてしまう人、受け入れたくなってしまう人は、「水が言葉を理解する」と思っているわけではないだろうとずーっと思っている。むしろ、「人間の思念が物質になにかの影響を与えるかもしれないとしたら、うれしい」ということなのだろう。
これは、「百猿」と同じ構造だ。

「そうであったらいいなあ」と思う気持ちはわからないではない。
特に、善意に基づいた行動や主張をした人(しようと考える人)には「福音」に響くのかもしれない。相手に伝わるように慎重に言葉を選んだり、誤解を与えたために反撃されて苦しんだり、そんな苦労は不要になるように思えるのかもしれない。
言ってみれば、「信念をもって行なえば、真意は必ず伝わる」ということを科学者(かなにか)が援護してくれたように思うのかもしれない。

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2006年12月24日

しゃべるホタテ

ニセ科学やオカルトじゃありません。

東奥日報:ホタテの口の動きで健康状態把握(2006年2月27日(月))
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0227/nto0227_14.asp?rss=20060227
同研究所ほたて貝部の小坂善信部長は「予想していた以上に、ホタテは自分の健康状態をはっきりと“話して”いた。世界的にも初めての発見ではないか」と話している。
ううむ、怪しい……。
いや、ニセ科学やオカルトじゃありませんってば。
posted by 亀@渋研X at 22:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - しゃべるホタテ

2006年12月20日

視点・論点「まん延するニセ科学」


(こっそり差し替え)


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posted by 亀@渋研X at 21:20 | Comment(5) | TrackBack(0) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 視点・論点「まん延するニセ科学」

2006年12月14日

そういえば「科学者」「専門家」の幼児性とかって話が昔からあるような

kikulog:ステレオタイプな科学者像を語ろう
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?mode=comment&UID=1165889583
「水伝」の話から、テレビや映画・マンガなどに登場するステレオタイプな科学者像の話が派生してきたので、独立させてここで語ることにしました(^^
(分野によっては、事実そうだったりするかもしれないので、そのあたりの情報もください) 
 
....
科学者に向かって「博士」と呼びかける
教授に向かって「教授」と呼びかける
科学者は分野にかかわらず白衣を着ている
教授は部下に「やっておいてくれたまえ」などの「たまえ語」(今考えた)を使う
科学者は文学を読まない
科学者は愛を理論的に分析する

コメントを書き始めたら、また長くなったので、ここにコピペ。こんなことしている場合ではないのだが(-_-)

考えたのは「自然科学のヒトというよりも、ある種の学者とか研究者」についての私の先入観とか偏見とか。書いてみたら20個近くの属性が出て来た。
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posted by 亀@渋研X at 02:11 | Comment(5) | TrackBack(0) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - そういえば「科学者」「専門家」の幼児性とかって話が昔からあるような

2006年12月10日

教育産業・幼児早期教育で受け得る「被害」ってなんだ

このネタの大元kikulogの方のコメント欄で、「具体的な被害ってなんでしょう」という疑問が。犯罪を連想させる「被害」という表現が適切かどうかは微妙だと思いつつ、端的なものだけコメントとして投稿したのだけど、もうちょっと考えてみた。

考えてみて思うのだが、つくづく教育産業って魔窟だ。早期教育に期待を寄せている方々には申し訳ないのだけど、そもそも早期教育自体が怪しくて、なかでもESPだの波動だの言っちゃう七田式が飛び抜けて変だ、という以上のことは出てこない。
つまり「七田式だからどうこう」じゃないかもしれないものしか思いつかないのだ。

ホメオパシーといい七田式といい水伝といい、「現代人の心の闇とか病的な部分につけ込んでる」って図式なのだなあ、引っかかっちゃう人って誘蛾灯に群がっちゃう昆虫みたいなもんかもなあ、などと思うのだった。そうだとすると、科学リテラシーという問題じゃないよなあ。

って書いちゃうと、以下の具体的な検討はもう蛇足でしかないような。上記の話で納得できない人だけ読めばいいのかも。せっかく書いたからとっておくけど(貧乏性)。

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posted by 亀@渋研X at 19:07 | Comment(1) | TrackBack(0) | 学校とか教育とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 教育産業・幼児早期教育で受け得る「被害」ってなんだ

ホメオパシー体験談

kikulogのコメント欄にホメオパシー治療の体験談。
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1164164775#CID1165724163

以前の記事に書いたようにカウンセリングがやっぱり重要な要素なんだなあと思う。
特に大きな病院に対しては「ベルトコンベアな病院」みたいな印象がある人が少なくなかろうとは思う。
思うのだけど、だからっつうて、もしもその一点だけでヤラれちゃうのでは、豊田商事事件なんかで「親切そうにしてくれる営業マンにだまされていた寂しいお年寄りたち」とかと同じ図式……とちゃうのだろうか。
だって、テキは許認可も怪しい民間療法&代替医療の世界なのだから。医療行為と言いうるレベルのカウンセリングが受けられるとは限らんわけですよね。素人カウンセリングは危険だとも言われているわけですし。

報告者は、致命的なことにならないために
どうしても、藁をもつかみたい気持ちで、ホメオパシーを試してみたいという方がいらっしゃいましたら、医師免許を持っているドクターホメオパスを選ぶようアドバイスします
と言う。ごもっとも。加えて前記の点でもこれは重要だろうと思う。
なむなむ。
posted by 亀@渋研X at 18:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - ホメオパシー体験談

2006年12月06日

オカルトな主張がなぜ受け入れられるか

毎度、kikulogのネタです。

kikulog:七田眞はなぜ幼児教育の専門家と思われているのか
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1165332928

標題についてだけいうと「パンフなど自前のメディア等でそううたっているから」ってことが大きそうですが(^^;;

ポイントは「どうしてある種の早期幼児教育や能力開発系の教室では、トンデモどころかオカルトばりばりの言説が受け入れられちゃうのか」というところかと思うので、その辺について。

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posted by 亀@渋研X at 10:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 学校とか教育とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - オカルトな主張がなぜ受け入れられるか
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