TAKESANちの
「単に」塗る、って何?(2007年4月16日)経由で、下記の記事を読む。
ITmedia Biz.ID:単に「塗る」だけでは脳は活性化しない──三菱鉛筆が川島教授と検証(2007年4月13日)
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0704/13/news118.htmlプレスリリースと、ほとんど変わらない内容ですな。ってことは「検証」が中心の見出しって、報道としてどうなの。「発売」が中心じゃなきゃおかしくない? いや「検証されたことにニュースバリューがある」っていうことなのか? その割りに、検証の内容についてリリースの域を出ないってのは、なんだかなぁ。
しかし「初年度販売目標は約1億円」って、すげえよ。1セット3,675円/本体価格3,500円ってんだから、ええと2万7千セットぐらい売るつもりなんだな。
大人の塗り絵、ここ1、2年ほど増えてるなあと思ってはいたのだけど、いよいよ浸透している模様。
この手の商品、もともとは高齢者が対象だったと思います。ボケ防止とかリハビリとかね。
それがもっと下の世代にも受け入れられているらしい。
大人の塗り絵では「本家」みたいな
河出書房新社のサイトでも脳の活性化はアピールされてますね。
こちらの
書評?でもそういう「特徴」について触れられています。あ、読売だけでもほかにもぞろぞろ(
これとか
これとか
これとか)。
ペンテルにも
こんなのもあるのね。
今回の三菱の商品は、監修が「あの」川島センセーというところが「ちゃんと裏付けがある」っぽくて売りになってるということでしょう。
ぼくはもちろん脳の詳しいことなんか知りませんが、それでも「ただ塗るだけではダメ」という話には、うなづける部分と疑問に思う部分の両方があります。
続きを読む
posted by 亀@渋研X at 16:20
|
Comment(1)
|
TrackBack(1)
|
渋研X的日乗
|
|