2007年06月30日

モノリスのような映画

おお〜、なるほど〜。
『2001年宇宙の旅』で宇宙人を登場させようとしたキューブリックが、「誰も見たことがない生物のデザイン」を考えようとして、ついにできなくて、とうとう生物ではなくモノリスになってしまったわけですが、『大日本人』は、このモノリスみたいな映画だと思いました。『2001年』ではなく。

ようやく「大日本人」見たけども(たけくまメモ 2007/06/29)

最初は「なるほど〜」「秀逸な表現じゃあ」と思ったんだけど、よく考えるとよくわからない。とらえどころがなく、のっぺりとしているのに印象的……なのか? 触る(観る)と進化するわけじゃないよーな(爆)
じゃあ、秀逸な表現という評価は取り下げるのかというと、そんなこともない。ふつう、作品を作品になぞらえることはできても、「あの作品のなかの××のような作品」なんて登場するなにかになぞらえるワザは思いつかないような気がするので「小手ひねり〜」、秀逸。
posted by 亀@渋研X at 09:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - モノリスのような映画

2007年06月26日

偽装肉と80年代のオサカナ業界人

前のエントリーを書いて思い出したので、備忘録。

食肉業界についてはほとんどなにも知りませんが、20年近く前に、全四巻の魚の本を編集したことがあります。

築地取材の窓口になってくれた場内の「美濃桂」は特種屋さん(トクダネと読んで、スシダネなどを扱う卸問屋さんのことのようです)。本来は自分の店に仕入れないようなものも撮影のために競り落としたりしてくれただけでなく、親切にいろいろ教えてくれました。美濃桂のオヤジさんは、いろいろな媒体の取材を受けていたそうなので、きっと情報を消費者に届けることも築地仲卸の仕事だと考えていたのかもしれません。今もとても感謝しています(あ、お元気なご様子)。

しかし、そういう方は本当に一握りだったのが、十数年前の築地でした。築地場内は問屋街なのですから、ターレットと呼ばれる動力式の荷車などが走り回り、殺気立っていて「ど素人入るべからず」なんですけど、それだけが原因ではなかったように思います。今は一般の買い物客も増えているそうなので、だいぶ親しみやすくなったようです。

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posted by 亀@渋研X at 22:50 | Comment(2) | TrackBack(0) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 偽装肉と80年代のオサカナ業界人

それなんてコピー食品

Interdisciplinary: ぎそう」経由で「極東ブログ: ミンチ偽装事件にボケたツッコミでも」を読む。

最初に「ぎそう」を読んだときは、「ミートホープ擁護論のような話があるのか?」と思ってしまった。そこまでの話ではないもよう。

でも、日本人の味覚の問題にしちゃう、いわんや、料理としてはあれで正解とでも言い出しかねないような極東ブログさんの書きっぷりは、釣りなのかもしれんけどあまりの低劣さに具合が悪くなりそうだ。毎度マスコミが盛り上がるのをくさしているコメントもありますが、それも「日本人の味覚の問題論」の伝で行けば、同様に「日本人のレベルの問題」と切り捨てられてしまうのでは。

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タグ:メディア
posted by 亀@渋研X at 15:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - それなんてコピー食品

検索ワードって

mixiのCLさんの日記でtrackfeedってものを知ったので入れてみました。
trackfeedを知らなかったぐらいなので、アクセス解析画面とか見るのもタマーのことだったりします。で、さっきtrackfeedがらみで見る気になりました。
5月の集計を見てびっくり。
200705.jpg
あの、なんで第一位にそんな単語が。いや、Webって「そんな思いがけない単語での検索で打ちにくるなんて」そういうことがあるとは思うけど、このサイトにはその単語、さすがにないよ?? さっきブログ内検索してみたから、ほんとにないよ?(きっと)
ついでに、4月の集計を見ると……ない。えー??? どーなってんのかナゾ。
200704.jpg
posted by 亀@渋研X at 02:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 検索ワードって

2007年06月25日

「The Skeptic's Dictionary」日本語版

ええと、いつから出ていたのかわかりませんが、楽工社のサイトに出ていました。

楽工社 新着情報
http://rakkousha.co.jp/info/index.html#%8B%DF%8A%A7%8F%EE%95%F1
●8月下旬発売予定:
『懐疑派の事典』(仮題・上下巻予定)
(略)
1家に1冊! ニセ健康情報や擬似科学情報等にダマされないための事典として、世界的に定評のある「The Skeptic's Dictionary」の日本語版。
『あるある大事典』番組内容ねつ造問題などで注目を集めるようになった、世間に流布する数々のインチキ情報。
(略)
日本語版刊行にあたって、日本を代表する懐疑派の方々を編集委員に迎え、改めて内容をチェック中。信頼でき、使い勝手が良い事典として読者の皆さんに届けられるよう鋭意作業中です。

誠に楽しみであります。
全国の図書館にも入れて欲しいなあ。文科省とか図書館協会の推薦図書とかにならんだろうか。
posted by 亀@渋研X at 00:12 | Comment(2) | TrackBack(0) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 「The Skeptic's Dictionary」日本語版

2007年06月23日

「短い説明」についての長い考察−−(中日新聞「マイナスイオンの効能」を素材に)

kikulogのコメント欄で、十分ではない説明として指摘されていた新聞の記事がありました。

【科学】<人には聞けない>マイナスイオンの効能(CHUNICHI Web 2007年6月5日)

込み入った事柄を短く説明しようとすると、どうしても舌足らずになる傾向があります。また、わかりやすくしようと噛み砕くと長くなり、それを短くまとめ直そうとしたり、たとえ話で置き換えようとすると厳密には正しくないということにもなりやすいものです。その意味ではこうした文章は、もともと「批判される運命にある」と言ってもいいかもしれません。
問題意識を持った人から見ると「そもそも、こんなスペースしか用意されないことが問題」という場合もあるでしょう。文章の出来いかんでは「誤解を与えるぐらいなら、こんな記事を載せるべきではない」と言われることさえあります。もっとも、限られたスペースでも話題になるだけでも問題の所在を示せただけ意味があると考える立場もありますから、これはほとんど「永遠の課題」ですね。

今回の記事はどうでしょう。私程度の理解では、読んでみてもそんなにおかしなものには見えません。むしろ、ごく短い中に凝縮した説明としては、ほぼ十分なものと思えます。
また個人的には、指摘されていた点よりも別の部分が気になりました。
そこで、指摘していたSSFSさんの発言も少し引用しながら、個々の部分について検討を加えてみることにしました。

SSFSさんへの反論ということよりも、誰かがこうした短い説明文を読んだり書いたりする際になにかの役に立てば、という思いがあります。また、マイナスイオン製品について中日の筆者が言いたかったことを深読みしてみるとか、「短い文章でなにかを伝えること」についての簡略な考察として、お楽しみいただければ幸いです。

あ、いつにもまして長いです。すんません。

※当エントリの内容にご意見をいただけるのであれば、ぜひkikulogではなく当エントリのコメント欄へお願い致します。あっちでの本題とはかなりとっぱずれていますから

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posted by 亀@渋研X at 12:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 「短い説明」についての長い考察−−(中日新聞「マイナスイオンの効能」を素材に)

2007年06月15日

マイナスイオンドライヤー登場!?

先日、えーと、6/9のロックの日、ライブやったんですよ、バンドの。「ピコピコしてないThomas Dolby」っていうネタで、評判は悪くなかったようです。まこさん、たざきご夫妻、お運びをありがとうございました。

kamezone.jpg
↑証拠にならない証拠写真

で、打ち上げとかに出て、電車を乗り過ごして帰れなくなってマンガ喫茶に泊まって、翌日になってやっと家に帰ったら、なんと家に「マイナスイオンドライヤー」がありました。
わあお(@@)

いやもう、を見ただけで降参しました。製品カテゴリーらしく「カールドライヤー」なのに、でかでかと「テンションをかけてまっすぐ」ってコピーが。これだけでもう全然ワケがわからないんで、こういう製品(おしゃれ系とかヘアケア系とか、そういうののことね)に対してなにかを言う資格はないと思いました。はい。

あ、あわてて言っておくと、家人は誰も検証に協力する気なしです(-_-) そりゃもう、諦めました。だから「続きを読む」をクリックしても、ニセ科学ウォッチャーな方には、たいして目新しい話はありません。

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posted by 亀@渋研X at 02:05 | Comment(4) | TrackBack(1) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - マイナスイオンドライヤー登場!?

渋研、復活?

渋谷研究所Xが復活します。タイトルは変わると思いますが。
媒体はムック(誌名は書いていいのかどうかわからないので、まだ内緒)。ネタはデトックスです。主に吹っ飛ばす、ちゃう、フットバス。

まあ単発かもしれませんが、復活は復活ってことで。

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posted by 亀@渋研X at 00:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 渋研、復活?

2007年06月11日

なんかズレてないか?

なんか、すごく間抜けな報告でも読んでしまったような気にさせられてしまう。
こういう実験をしている人たちは、例えば「真剣に創作に取り組む時」と「テキトーに創作『モドキ』のまねごとをする時」の違いとか、そういうことには思いを馳せないのかなあ。あるいは、実験者は気にしているのに記事を書く人間がその辺に鈍感なのか。

俳句、「脳トレ」より活性化度大 川島教授と実証 松山(asahi.com 2007年06月10日)
http://www.asahi.com/culture/update/0609/OSK200706090036.html
(前略)実験では、プロの俳人や句作の初心者ら15〜55歳の男女12人に対し、俳句をつくる▽簡単な加減乗除の四則計算をする▽俳句を黙読する▽俳句の上五を見せた後、正しい中下の句を選ぶマッチングゲーム▽提示された句が「そこそこ」の水準か「まだまだ」の句なのか判断する判別ゲーム▽散文を読む▽無意味な文字列を読む、の7項目の課題に取り組んでもらった。(中略)自分で俳句をひねる時の効果がずば抜けていた。

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posted by 亀@渋研X at 05:52 | Comment(1) | TrackBack(0) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - なんかズレてないか?

2007年06月02日

【備忘録】「JapanKnowledge」無料モニターキャンペーン

予定外なのだが、ちょっとメモ。
ぬう。使ってみたいと思っていたので、ちょうどいいチャンスかしら。

知識探索サイト「JapanKnowledge」が無料モニターキャンペーンを開始!(2007年04月06日)
http://www.netadvance.co.jp/2007/04/japanknowledge_8.html
株式会社ネットアドバンスは、4月2日から5月31日まで、知識探索サイト『JapanKnowledge(ジャパンナレッジ)』を無料で使えるキャンペーンを開始しました
無料の「荒俣宏『新・想像力博物館』」だけでも見飽きないんだよね。
って、見飽きないものは仕事の邪魔だったりもするのだが(汗
posted by 亀@渋研X at 04:55 | Comment(1) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【備忘録】「JapanKnowledge」無料モニターキャンペーン
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