2007年12月31日

大学とかのWebサイトを考える1

御茶大乱訴事件についてのコメント」の、コメント欄の続きです。
タイトルはあとで変えるかも。

ここからのいくつかのエントリは、それぞれにかなり詳細に考えて行く必要のある事柄だとは思いますが、ここでの目的は答えを見つけることではありません。ニュース畑での設問に触れて気づかされた、ひょっとすると本当の論点かもしれない視点や考え方を整理すること、改めて大串さんや読者の方々に考えていただく機会を提供することです。その点、食い足りないかもしれません。ご容赦を。

ここでは、まず「学校等が掲示板を管理運営するって、どういうことなのか」についてちょっと考えてみます。

実は、ニュース畑のような編集者がいるシステムは、ちょっと懐かしいと思う部分がありまして、記憶をまさぐってみたのです。
すると、先のエントリのきっかけとなったそもそもの設問「大学に不特定多数が書き込める掲示板を置くことの是非」みたいな話は、設問としてあまり意味がないのではないかという考えにたどりつきました。最初に感じた違和感の原因のなかには、この点もあったのかもしれません。

以下、具体的に思い起こした事柄から順を追ってみます。


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2007年12月30日

雪は天からの手紙 - 中谷宇吉郎

2000年の番組ですが、さっき気づきました。Sky Perfect TV サイエンスチャンネル実験!発見!歴史科学館」の第一話です。

雪は天からの手紙 中谷宇吉郎」(29分。視聴にはReal Playerが必要です。Win版Mac版

伝記的な内容もおさえつつ、業績を紹介しています。もちろん、雪の結晶(水の氷結結晶、氷の結晶)の形状が決まるメカニズムや中谷ダイアグラム、「雪は天からの手紙」という言葉の意味も。家庭でもできる、ちょっとした実験も紹介されています。

さて、なんでこれを採り上げるのか。もちろん、いい番組だってこともありますが、たまたま見ちゃった下記の記事があんまりだと思ったのです。

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御茶大乱訴事件についてのコメント【追記あり】

kikulogにこんなコメントがついた。
大串富史 ― December 29, 2007 @22:14:37
オーマイニュース市民記者の大串です。

菊池先生へ:
メールの件、了解しています。どうぞ先生のお手すきの時によろしくお願いいたします。

皆様へ:
今回「不特定多数が書き込める掲示板は大学には不要?」
と題して記事を執筆させていただきましたが
http://www.ohmynews.co.jp/news/20071225/18915
この一連の記事の参考とさせていただきたく
一般の方々のご意見を現在広く採取中です。
http://news.goo.ne.jp/hatake/20071229/kiji745.html
皆様のご意見も
もし差し障りなければどうぞお願いいたします。:)
(匿名での発言が可能です
当該の記事とリンクされていた関連記事(これこれ)を読んで「ご意見を現在広く採取中」というgooニュース畑にコメントをしようとしたら、なんだか設問というか選択肢に違和感がバリバリ。



※2008/01/04追記:
このエントリがきっかけで、以下のエントリを起こしました。長いですが、ご関心があれば、そちらも併せてお読みいただければ幸いです。
(12/31)大学とかのWebサイトを考える1(学校等が掲示板を管理運営するって、どういうことなのか。特に管理コストについて)
(01/03)大学とかのWebサイトを考える2(学校のドメイン下で、教職員が独立したコンテンツを公開することについて。まず、個人ページってどのような形態があり得るかの整理)
(01/04)大学とかのWebサイトを考える3(各形態それぞれの特徴と、そのメリット、デメリット、「組織の意見と個人の意見の混同」問題や自主管理の可能性を考える)
(01/04)大学とかのWebサイトを考える4(訴訟以前の段階での原告・吉岡氏の主張を整理して考えてみる)



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2007年12月29日

酒屋の若旦那と裁判

こういう経験をしたことがある。

ぼくがまだ学生か、学生をやめたばかりの頃かな(ってことは、20年ほど前のことだ)。酒屋の若旦那が実家に配達に来た。で、ばあちゃんか誰かと話をして、ぼくが法学部に在籍している(あるいは、在籍していた)ことを知ったらしい。そこで、ぼくにこんな話を始めたのだ。
知り合い(取引先の誰か)が、交通事故がらみで加害者として疑われていて、裁判になった。参考人かなんかとして出廷してほしいと言われた。これは出なければならないのだろうか、行かないと罰せられたりするのだろうか、というのだ。


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【種】体に関する都市伝説

TAKESANさんちの「分けて考えてみる」コメント欄でちょっと話題になって思いだしたので保存。

どの世界にも言い伝えや都市伝説みたいなもんはある、という話だと思うといまさら取り立てて言うほどのことではないと思えなくもない(そういえば、医学都市伝説っていう超有名サイトもある)。んでも、そういうことを知らないか、知っていてもうっかり忘れてしまう、ということもまたある。

暗い所で本「目悪くなる」 医学的根拠ない、と米チーム(朝日新聞 2007年12月25日)(魚拓

下記が、どれも根拠のない言い伝えだったという話だ。
・1日にコップ8杯以上の水を飲むのがよい
・私たちは脳の10%しか使っていない
・毛やつめは、私たちが死んでからも伸びる
・暗いところで本を読むと目が悪くなる
・七面鳥を食べると眠くなる
・携帯電話は病院の医療機器に影響する

魚拓では表が消えているので、以下にコピっておいた。

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タグ:都市伝説
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2007年12月28日

出版屋にとっての「一般の科学リテラシー」

ニセ科学を考えるにあたって、「一般の人が科学と考えるかどうか」が問題になることがあります。そこで、ちょっと自分の経験を。

書籍なんかを作っていると「一般」という読者層の考え方がありまして、ぼくが編集プロダクションにいた十年前ごろまでは「高卒程度の知識と理解力のある人」なんて考えていました。以下は、ぼくの付き合いの範囲での印象ですが、「一般読者」というものが、ぶっちゃけどんなものと考えられていたのかを、列挙してみます。

「高卒程度の知識と理解力」というのは、「特に苦労をしないで新聞が読める程度」と言い換えられたりもします。新聞には、けっこう基本的な科学の話でも解説が出てたりしますよね。「高卒程度」とは言っても、高校で習ったことを覚えているという意味ではないわけです。それは日常生活を送るなかで忘れられていることになっています。実態としては「知識面では高校入学程度」が想定されているような雰囲気があります。
しかも、ハードルは徐々に下げられています。ぼくが業界に入った20年ぐらい前は、使える漢字として「助詞や副詞以外では、常用漢字を含めるか否か」なんて話が企画によってはあったのですが、いまはもう基本的には含めない方が多いでしょう。線が引けないので「難読漢字や使い分けがややこしい漢字は、使わない」という抽象的な不文律が浸透しているようにも思います。

そして、「一般の読者」が具体的にどの程度の読解力や知識があり、どの程度に判断力を働かすかは、自分たちを基準に考えています。「オレが読んでわからなければ、読者にもわからない」「オレがわかるんだから、読者にもわかるだろう」というヤツです。


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posted by 亀@渋研X at 17:11 | Comment(1) | TrackBack(0) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 出版屋にとっての「一般の科学リテラシー」

PISA「科学リテラシー」の定義 2

今朝、「海洋学研究者の日常」のhiroichiさんが、新しいエントリ「科学リテラシー(3)」をアップされていた。

さっそく貪るように読む。

最近のシンポジウムで配布された資料から、PISAの考える「科学リテラシーの構成要素」とその「構成割合」が紹介され、次のように語られている。
配布資料には、科学リテラシーの3つの構成要素である「科学的な能力」、「科学の知識」、「科学についての知識」の各々のカテゴリーの詳細が示されているが、ここでは割愛する。私は、科学リテラシーの3つの構成要素のいずれも重要であるが、特に「科学についての知識」を伴わない「科学的な能力」と「科学の知識」は、科学信仰あるいは科学万能主義を蔓延させ、良き市民の指標とはならないと思う。今後、PISA2006で述べている「科学についての知識」を基に、さらに良き市民の指標となる科学リテラシーについて検討したい。

ぼくは教育者でも研究者でもないけれども、この把握には強く共感する。特に〈「科学についての知識」を伴わない「科学的な能力」と「科学の知識」は、科学信仰あるいは科学万能主義を蔓延させ、良き市民の指標とはならない〉のくだりは、「そうそう! ぼくもそれを言いたかったんです!」という思いがする。

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posted by 亀@渋研X at 12:16 | Comment(1) | TrackBack(0) | 学校とか教育とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - PISA「科学リテラシー」の定義 2

2007年12月27日

タミフルと異常行動:各紙の論調【追記あり。亀@渋研Xの誤報でした(-_-)】

【19:50p.m. 追記・訂正】ごめんなさい! このエントリには大きな誤りがあります! 詳細は後述。

25日に厚労省が、「タミフルと異常行動の関連性」について新しい発表を行った。これについて、新聞によってかなり印象の違う採り上げ方がされている。

まず、ニュートラルなところを読んで、事実関係だけを理解することにしよう。たとえば東京新聞(共同通信)。

因果関係はっきりせず タミフルで厚労省調査会(東京新聞 2007年12月25日)

朝日新聞もまあ、ニュートラルかな。
タミフル、10代の使用制限継続 影響なお不明 厚労省

読売新聞は、2つに記事を分けた。
タミフル「10代禁止」継続…厚労省調査会/異常行動 因果関係判断保留(読売新聞 2007年12月26日)
タミフル治療混乱も 厚労省調査会結論先送り/使用現場任せに(読売新聞 2007年12月26日)

ここまでは、まあそんなに大きな違いはないと言ってもいい。下記の2つの記事に比べれば。
実は、同じ話が毎日新聞と産經新聞では、真逆のような話になっている。
【19:50p.m. 追記・訂正】と思ったら、毎日新聞のみが、別のデータに基づく記事「も」出していたのだとさっき気づいた。詳細は下記。

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2007年12月25日

これぞ「ゲーム感覚」!?

起きてみたら、ちょっとしたクリスマスプレゼントのようなお話に出会った。

数学という名の恋人(道草学習のすすめ 2007年12月25日)
いわゆる成績優等生は
数学をおもしろがるといったことよりも
テストで良い点をとることの快感で
十分に満足しているようである。

だけど、本当に素質のあると思われる
数学(もしくは算数)大好き少年少女は
1つの問題にじっくりとことを好むことが多い。
そして、できた瞬間の得もしれない精神の開放感を楽しむのだ。

だけど、その感覚はほんの一瞬。

解けてしまえば、またつまんなくなってしまうのだ。

そこで、またそのような難しい問題を探すことになる。

ぼくは数学全般を好きだとは言えないけれども、たとえば「証明(幾何?)」なんかは好きだった。だから、この感覚はわかるつもり。

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posted by 亀@渋研X at 08:57 | Comment(0) | TrackBack(1) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - これぞ「ゲーム感覚」!?

2007年12月23日

【種】ニセ科学に関連する解説サイト

ブログってのは、カテゴリー分け機能を備えているから辞書的・解説書的にも使えるようになるんじゃないかと思ったりもするのだけど、そのように書かれなければちっとも辞書的にも解説書的にもならない。書籍や辞書を書くように書けばいいんだけど、思っててもわかってても、そうしなければそうならない(なにを言っておるのか)。ま、このブログがいい例だ。

その点、下記の3つのサイトは、使われることを念頭に置いて始まった。今後が期待できるだけでなく、すでに使い出のあるものになっていると思う。
いや、もちろん、ほかにも優れたWebサイトはいろいろあるんだけどね。これは、最近知ったもの。ボク自身のための備忘録を兼ねてってことで。

ニセ科学批判まとめ %作成中
http://www39.atwiki.jp/cactus2/

Skeptic's Wiki
http://sp-file.qee.jp/cgi-bin/wiki/wiki.cgi

ASIOS - 超常現象の懐疑的調査のための会 -
http://www.asios.org/

そっか。このエントリ、こういうサイトを集めたリンク集として更新していく手もあるか……。んー、できればそうしよう。
posted by 亀@渋研X at 03:28 | Comment(11) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】ニセ科学に関連する解説サイト

不審者とUFO

第12回 防犯PTAはこのままでいいの?(『みんなのPTAを探して』 ブログ版 2007年12月20日)を読んだ。
――バランスの問題でしょうか。ぼくが知っているPTAのお母さんで、熱心に防犯活動をしている人がいて、芹沢さんの本[亀註:『犯罪不安社会――誰もが「不審者」?』(光文社新書)]を読んでもらったんです。感想を聞いたら、「この本、信じられない、受け入れられない」って。

芹沢 その「受け入れられない」とは、どういう意味なんですか?

――頭のいい人だから、理屈としてはわかるわけです。警察の方針次第で認知件数が増減するカラクリもしっかり理解する。でも、「かりに治安は悪くなっていないとしても、私と子どもが住む町には不審者なんて一人もいてほしくない」って。

芹沢 「一人もいてほしくない」という心性って、ちょっと前まではなかったと思うんです。どこから出てきたのでしょうか? 実際に犯罪も増えていないなかで、なぜそこまで強い思いが、国民一人ひとりに内在化してしまったのか。
(中略)
芹沢 少し前に、奈良の大学教授が子どもに声掛けをして捕まり、起訴までされました。お母さんと子どもが離れていたそうです。それで、「昨今、こういうのは危ないから、お母さん、目を離しちゃダメよ」みたいなことを言ったところ、それがなぜか向こうには「誘拐するぞ」に聞こえたらしく……。

――身につまされます。ぼくも、知らない子どもによく声掛けをするので。流れてきた不審者情報で、これは自分のことだと思ったことありますし。

この辺を読んで、最近の自民党のUFO祭りを思い出した。


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posted by 亀@渋研X at 01:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 不審者とUFO

2007年12月19日

【種】〈ICU「科学史フォーラム:ニセ科学問題」〉のプレゼン画面

以前のエントリICU「科学史フォーラム:ニセ科学問題」(2007年05月19日 チューター:菊池誠)のときのプレゼン画面の写真を、なんとか見られるようにしてみた。今さらかもしれんけど。前にきくまこ氏に「やっていい?」と聞いたときにはダメと言われなかったもん。

「ニセ科学問題」写真レポート不完全版(ICU「科学史フォーラム:ニセ科学問題」2007/05/16)
http://kameo.jp/20070516/

ただし、「不完全版」の名の通り、このデータは完全収録版ではない。主に次の問題がある。
・途中で撮り損ねている=欠落している画面がある
・途中までしか撮れていない(バッテリーが切れたんだか容量がいっぱいになったんだか)
・ピンボケ写真は勝手にテキストを起こして入れた
その他いろいろ。

1コマずつクリックして読み進めるスタイルなので、読むのは面倒かもしれないのだけど、ないよりはましだろうと思うことにした。
posted by 亀@渋研X at 00:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】〈ICU「科学史フォーラム:ニセ科学問題」〉のプレゼン画面

2007年12月18日

タグづけ

このブログの記事に「タグづけ」ってのをしてみている。

きっかけは「ニセ科学用語の基礎知識」を更新したときに「キーワードって、アフィリエイトにしか関係ないんじゃん」と気づいたこと。それから、神の手やスピリチュアル関係の話は、ニセ科学そのものの話とはちょっと違うよなあ、なんて思ったこと(定義上、この辺はニセ科学ではないのは明らかなんだよね)。

んで、整合性のあるタグづけができると、ブログ内で関連する話題を検索しやすくなる……ような気がする。
なんかseesaa内のほかのブログからも検索されるようなので、ニセ科学について人目に増える機会が増えるかもしれない。

が、主なタグになりそうな言葉を書き出してみたら、もう収拾がつかない。過去の記事を読みながらテキトーにつけていくか、と方針転換したが、さっぱり進まない。大変。
うーん、あんまり考えないで、ボチボチやろう。

そういえば、ほかのブログの記事をここに統合しようかなあ、なんてこともずーっと考えていたりもするのだが、うむむ。どうしよっかなあ。
posted by 亀@渋研X at 22:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - タグづけ

誰が「祈り」を踏みにじるのか 2

さて、前述の〈誰が「祈り」を踏みにじるのか〉と少しは関係あるような、しかしささいな話。でも、こんなところから見えてくるものもある。かも。


もうこの話はやめようと思ってたんだけど、「神の手」写真、いよいよ末期的です。
今日のお題は
・不幸の手紙版
・撮影者も増加中
・新説登場
そして
・「祈り」にも似た話
の4つです。

そういえば、やぶいぬさんも新しいエントリを起こしてます。

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posted by 亀@渋研X at 04:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 誰が「祈り」を踏みにじるのか 2

誰が「祈り」を踏みにじるのか

安易にスピリチュアルな言説をする者がいる。昔からいる。今もいる。

いわく「前世」「霊魂」「輪廻転生」、いわく「私には(見える人には)見える」。

それに心を寄せる人もいる。よすがとする人もいる。昔も今も。
「癒される」「気持ちが楽になった」「いい話だ」「真実がある」「温かい気持ちになれた」「救われた」

しかしこうした言説は、実は人々の切実な「願い」や「祈り」をこそ辱め、貶めているのではないか、と考えた(ううむ。ソラで書けない文字遣いをしてしまった。でも「はずかしめ、おとしめている」と平仮名で書くよりも強く感じませんか? 感じない? いや、言葉の意味は変わらないので印象が異なるだけ、言い換えれば気のせいに違いないのですが。これは文学ではないので、それでいいのですが)。

なにをどう考えたのか。順を追ってみたい。

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posted by 亀@渋研X at 03:49 | Comment(0) | TrackBack(1) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 誰が「祈り」を踏みにじるのか

PISA「科学リテラシー」の定義

2007年12月07日の〈PISAが測っているのは「学力」「応用力」ではない」〉に、何件かのトラックバックをいただいた。珍しや、ありがたや。
なかで、下記の記事で、ちょっとだけ気になったことがある。

科学リテラシー(2)(海洋学研究者の日常 2007年12月17日)

「科学的リテラシー」に関するPISAの定義を引用した後、こう述べられている。
ここでは、「科学的知識とその活用」は単なる暗記の対象ではなくて、「疑問を認識し、新しい知識を獲得し、科学的な事象を説明し、科学が関連する諸問題について証拠に基づいた結論を導き出すため」の道具であり、4項目の一つに過ぎないことが述べられており、かなり納得した。他の3項目には原則として同意するものの、その表現が抽象的で良く分からない。その具体的内容については、今後、さらに調べてから言及したい。
「え? 理系の研究者の方にとっても抽象的なの?」というのが最初の驚きだった。が、ひょっとすると使われている文言が身近な概念ゆえに、「この言葉をどういう意味で使っているのだろう」なんていう気になり方もあるのかなあ、などとも思ったり。

blog主のhiroichiさんは、すでにもっと詳細な情報にたどり着いているかもしれないのだが、「同じように『定義そのものがよくわからん』と感じている人は、ほかにもいるかも」「ていうか、日頃から科学がどうこう考えていない人間にとっては、なぞに満ちているかも」「確か、もうちょっと詳しい定義を、前に見たなあ」などとも思う。
そこでググってみたら、これだったかも、という資料を再発見したので、ご紹介する。

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2007年12月15日

【メモ】「学ぶ」ということと「道具」

僕がXOノートを使って感じた事(科学ニュースあらかると 07年12月14日)
「人は年齢を重ねるから賢くなるのではなく、学ぶから賢くなるのだ」、 「興味を持って自ら獲得しようとしたものが、より深く学ばれるのだ」、 という事を考えてみて欲しいと思います。

「教え込む」事が教育なのでは無いのです。目の前に見えている正体不明の ものを「囓れる」様にするための「初歩の手ほどき」は必用ですが、子供達が 自分の力でそれを把握する為につつきまわしてみられる様にする事も、必用 なのです。

まだ、なにかまとまったことを書けるほどに咀嚼はできていないけれども、忘れたくない(そうか、はてブを使う人の気持ちが、少しわかったかも)。

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タグ:教育 OLPC
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2007年12月13日

お手軽「ニセ科学」評価チャートβ(2)

newKamerさんが作ってくれた「簡易レーダーチャート作成 ver 0.10(α版)」を使ってみました。
http://www.geocities.jp/myth_of_roswell/chart010/

おお! でけた!
(画面キャプチャ=スクリーンダンプ)
minusion.jpg

生成された「貼付け用タグ」も貼ってみよう。


キャー、かんぺきなんじゃないこと?

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2007年12月12日

【種】芹沢文書「覚えておきたい、ニセ科学リスト」の読み方

芹沢文書さん(いや、DocSeriさんが正しいのかな……)の「妄想科学日報」に掲載された「覚えておきたい、ニセ科学リスト」が2週間ほど前にネットの一部で大きな話題を呼んだ。はてなブックマークに並んだ膨大なコメントがそのインパクトを語っている。

はてブを見てもわかるように、このリストには賛否ある。けれども、ぼくは「ニセ科学対策教材の種」としては、なかなか完備した「一連の文書の一部」だと考えている。
で、どう紹介しようかなあなんて考えながらページを上がったり下がったり、ほかの記事を読んだりしていて、このリストのあり方や読み方自体がニセ科学対策学習だなあ、単品で見るから誤解するっていう側面もあるよなあ、やっぱりひとまとめに紹介するのがいいなあ、なんて思うので、このエントリを書く。

とっかかりは、リストの末尾にある「関連エントリ」としてリンクが貼られている項目。ていうか、以下に挙げているのはそれだけです。もちろんほかにも示唆に富んだ記事が「妄想科学日報」にはたくさんある。でも、下記の記事を読んでからほかの記事を読むと、ムダに遠回りしないで済むよ、とぼくは思う。

というわけで、「主要な芹沢文書(ニセ科学関連)はどういう順に読むのがよいか」というのがこのエントリの主旨。以下、ぼくの考える順番。

亀@渋研Xの推奨する順番:
 1.ニセ科学の見分け方(妄想科学日報 2007-04-26)
 2.正しい懐疑マニュアル(妄想科学日報 2007-06-20)
 3.覚えておきたい、ニセ科学リスト(妄想科学日報 2007-11- 28)
 4.陰謀論と懐疑論の違い(妄想科学日報 2007-02-20)

まず考え方を知り、その使い方を読み、事例に触れ、最後に実用・実践編、とまあ、そういう具合に並べたつもり。

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posted by 亀@渋研X at 11:44 | Comment(1) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】芹沢文書「覚えておきたい、ニセ科学リスト」の読み方

図解ニセ科学【ver. upちう】

mikagaku.jpg次回の「PSI九段下ニセ科学研究所」は「マイナスイオンふたたび」なんですが、そこで未科学とか間違った科学、オカルトとかとニセ科学の領域みたいなもんを図にしてみました。「グレーゾーン」問題を意識しているので白黒です(なんちて。実は掲載ページがモノクロなせいでもある)。

まだ、六さん(の中の人)もきくこま博士(の中の人)も編集部(の中の人)も返事つうか意見をくれないし、そのまま載るとは思えない。いわば下絵、アイディア段階みたいなもんですね。
そんなもんでも、なんかの役には立つかもしれないのでアップしてみる。

誰か関係者に「こらー、そんな生煮えなもんを、まだ出すなあ」とか怒られたら削除するかも(爆)



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posted by 亀@渋研X at 10:37 | Comment(1) | TrackBack(0) | そもそも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 図解ニセ科学【ver. upちう】