2008年01月31日

また不具合か?

【メモ】消化不良:科学への信頼とか」のコメント欄に下記をメモろうとして発覚。

アクセス解析から発見。
黒影さんの別館に関連記事。
http://kurokage.seesaa.net/article/81536817.html


なんか、エラーが出て投稿できんぞ? あの記事だけか?
いま、確認するココロの余裕がないので、こっちにメモのみ。
posted by 亀@渋研X at 09:18 | Comment(5) | TrackBack(0) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - また不具合か?

2008年01月30日

「ひだる神」のせいにすんなよ

さっき、コメント欄でTAKAさんとお話をしていたら、アマビエという妖怪の話が出てきました。

アマビエ(アマビコ)(wikipedia)

知る人ぞ知るというべきか。いやあ、妖怪の世界も奥が深いです。
それで思いだした話があるので、ちょっとご披露。明日にでも、なんて言っていたのだけど、書いちゃいました(^^;;

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posted by 亀@渋研X at 00:56 | Comment(8) | TrackBack(0) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 「ひだる神」のせいにすんなよ

2008年01月29日

【メモ】消化不良:科学への信頼とか

ちゃんと考えないといけない、いくつものエントリを読んだ。

当事者意識(Chromeplated Rat 2008-01-29)
結局のところ、ニセ科学を肯定する側も批判する側も、根底の部分では科学に基本的な信頼を置いている。そうしないと、ふつうの生活が成り立たないから。
同意。

基本的な信頼というのは、当たり前だけれども盲目的な信頼とは違う。科学主義っていうことばを最近知ったけれども、それとも違うだろう。ていうか、今のところは、科学主義って「基本用語」に書いた「科学万能主義」「科学原理主義」みたいなもんだろうと当たりをつけているだけで、わかってません。すいません。
ときおり見かける「ニセ科学について信奉者側と批判者側を中立的に公平な視点でみているつもりの言説」と云うのは、典型的にこう云う種類のもの
という辺りを読んで、昨夜読んだ、別の人たちのコメントだとかエントリだとかを思いだす。思いだしはするけれど、消化できないでいる。

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posted by 亀@渋研X at 23:34 | Comment(14) | TrackBack(2) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【メモ】消化不良:科学への信頼とか

Seesaa復活?

前エントリでも書きましたが、27日の夜からseesaaのサービスが半死半生で、コメント等が反映されませんでした が、29日の0時を過ぎた辺りで生き返ったようであります。
障害報告は更新されていませんが、「直った」というトラックバックが複数ついているので、まあ、それなりになんとかしたのでしょう。

ご迷惑をおかけしたみなさま、すいませんでした。

で、27日夜から28日にかけては真剣にブログの引っ越しを考えて、こんなもんまで作りました。

PSJ渋谷研究所X(臨時避難所)

んでも、ここら辺に書いたように、なかなか引っ越しってうまくいかないですねー。ここは「跡地」にして、あっちには新しいエントリだけ書くとかいうふうにするしかないのかなあ、でも、そうすると2つのブログを運営するようなことになんねえか? なんていう不安もありまして。

というわけで、今後どうするかはまだ思案中です。いろいろすいません。
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2008年01月28日

seesaa不具合?

「コメント書いたのに表示されないよ?」という状態の方、ごめんなさい。なんかサーバーの不具合っぽいです。

障害情報( http://trouble.seesaa.net/ )にも上がっていないのだけど、ここ数日、コメントが反映されないとか、再構築してもダメポとか、そういうことが多くなっています。下記なんか見ると、もっと前からダメだった人も多々いるみたいですが……

seesaa BLOG 26d(2ちゃんねる ブログ板)
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/blog/1195129247/701-800

「コメントが来たよ」とかのお知らせメールは来ているし、管理画面ではちゃんと登録されているので、表示の更新がうまくいってないんではないかと思います。

が、まあ、そんなわけなので、このエントリも上がるかどうか、心もとないんですが、一応アップに挑戦してみます。すいません。 m(_ _)m。
posted by 亀@渋研X at 00:00 | Comment(1) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - seesaa不具合?

2008年01月27日

ナゾなリファラ2(1/28修正)

先日の「ナゾなリファラ」について、seesaaの中の人から、先日お返事をいただきましたので、適当にはしょってご紹介。

と思ったら、引用公開は禁止されているようなのでメール本文は削除(汗

やっぱり、なんか外からの操作があったようです。影響は、リファラに出てくるだけらしいけど。なんであの記事だけだったのか……よくわかりませんが、リンクがたくさんあったから、って可能性はあるかなあ。

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posted by 亀@渋研X at 16:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - ナゾなリファラ2(1/28修正)

2008年01月23日

「科学」なんだから共有しようよ

このブログには、「科学的ってどういうこと?」というエントリがすでにあります。しかしまあ、このブログも連載も、「科学ってなんじゃらほい」をするようなものだということも当初に述べてるし(「目的とか」)、先のエントリだって中途半端だし、ここらで「世の中では科学とはこういうものだということになっています」ではなく、「自分の科学観」を改めて書いてみることにしました。

「科学ってなんだ」っていうのは科学哲学なんていう学問があるぐらい奥の深い話です。でも、ぼくは学問てものをちゃんとやったことのない人間で。しかし、今日あれこれ考えていて、ちょっと「ああ、おれはこんなふうに考えていたのだ」と気づいたことがあるのです。まあ、言葉を操るのが飯の種の人間ではあっても、学問の素人はこんなふうに考えているのだ、ってなサンプルとしてお読みいただければと思います。

手っ取り早くまとめちゃうと、こんな話。
自分の「科学観」を改めて考えてみたら「共有」がキーワードのような気がしてきた。文系にも高卒にも馴染みのあるものに思えてきた。だったら「みんな、科学で行こうぜ」だな、という感じ。

では、はじまりはじまり。

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posted by 亀@渋研X at 05:21 | Comment(11) | TrackBack(1) | そもそも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 「科学」なんだから共有しようよ

江原啓之「ハッピー筋斗雲」

「人間の尊厳を傷つけかねない」 フジ「江原」番組をBPO「断罪」(J-CASTニュース 2008/1/21)
http://www.j-cast.com/2008/01/21015791.html
民放とNHKでつくる「放送倫理・番組向上機構」(BPO)の放送倫理検証委員会は2008年1月21日、フジテレビの番組内で「スピリチュアル・カウンセラー」江原啓之さんが登場した企画の一部内容について「制作上の倫理に反するものと判断する」とした委員会決定意見を発表した。検証委は「一方的に『スピリチュアル』といった非科学的なカウンセリングを押し付けていいものか」とも問題点を指摘した。
半年近くを経て、ようやく……ではある。


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posted by 亀@渋研X at 04:47 | Comment(3) | TrackBack(0) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 江原啓之「ハッピー筋斗雲」

2008年01月22日

アクセス数とかTBとか(「神の手」後日談も)

ちょっと逃避(というわりに手間がかかった)。

以前〈し、しまった、「なるほど! KEYWORD」にノせられた!?〉というエントリを書いた。で、今夜、同類とおぼしきサイト「話題のキーワードでブログサーチ!」(ttp://c-word.bitter.jp/)からのトラックバックが数通一気に来て、消したりトラバ禁止にするのがめんどくさかった(-_-)

あまりに不快なので、苦情メールを出した(後述)。意味ないかもしれんけど。

で、それで思いだしたので、やりかけていた最近のアクセス解析ネタなどもちょっと書いておく(直行リンク)。ほとんど自分用の備忘録だけど(それよりも、この件[01月11日 08:28のコメント参照]の落とし前とかPISAの件の追記とかせにゃなんだけど、落ち着いてものを考える気持ちの余裕がないのだ。すみませぬ)、実はうれしいことに気づいたのだ。ぬか歓びかもしれないけど(^^;;

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posted by 亀@渋研X at 02:22 | Comment(10) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - アクセス数とかTBとか(「神の手」後日談も)

2008年01月18日

【書きかけ】PISA「科学リテラシー」の定義 3

#いま、ちょっとちゃんと読んで考える余裕がないので、とりあえず項目だけ作っとく。

「海洋学研究者の日常」さんで、定義に関する訂正を含む記事がアップされている。

PISA2006における「科学についての知識」の定義(海洋学研究者の日常 2008年01月14日)

PISAに関連して、うちでもいくつかの記事を書いて来たが、その際に「科学リテラシー(3)」(海洋学研究者の日常 2007年12月28日)で紹介されていた定義を「源流に近い、最新の情報」としてご紹介した。その続きで、
「科学リテラシーの3つの構成要素である「科学的な能力」、「科学の知識」、「科学についての知識」の各々のカテゴリーの詳細が示されている」と述べたが、これは厳密性に欠けた表現であった

で、どうやら
・「科学とテクノロジーが関係する生活場面(状況・文脈)」
・「科学的能力」
・「科学的知識(科学の知識と科学についての知識)」
・「科学の諸問題への対応(態度)」
4つの要素というのが正しい把握だった、ということのようだ。

そうだとすると、なんか修正すべきなのか。書きっぷりからは、そうでもなさそうなんだけど。
しかし、そうでなくても、さらに詳細が語られているので、ちゃんと読んで考える価値はありそう。

というわけで、後で続きを書く予定。
posted by 亀@渋研X at 16:35 | Comment(1) | TrackBack(2) | 学校とか教育とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【書きかけ】PISA「科学リテラシー」の定義 3

2008年01月16日

【種】錯視ムービー4題

かつてmixiの日記で採り上げていたものを少しアレンジ。

毎度ながら「人間の感覚って、アテにしすぎちゃいかんよね」ということでもあり、「不思議って、別に超自然に求めて探さなくても、人体にいくらでもあるよ」ということでもあり。

▼おじさん、その木枠、あれ? 二次元? 三次元? ふんぎゃあー!?
http://jp.youtube.com/watch?v=WvVfcyVCdNA
Bill Nyeって有名な人の番組らしい(http://en.wikipedia.org/wiki/Bill_Nye)。YouTubeにもいっぱい動画がある、

▼単に「ありのまま」に撮っただけなのに変。

http://jp.youtube.com/watch?v=jIpdajUHVtI
有名なペーパークラフト・ドラゴン(視線を追いかけて首を振る)と同じですね。でも不思議。

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タグ:錯覚 錯視
posted by 亀@渋研X at 05:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】錯視ムービー4題

2008年01月13日

光陰矢の如し

さっき、かつて自分の書いた「渋研Xが、めでたく本になるかもしれませぬ」という文字列に遭遇。ビビった。

「水の結晶」というのは氷や雪や霜のこと(2006年11月27日)

ええーっとぉ、1年ちょっと経っちゃった(汗
ななな、なんとかしなきゃ。貧乏なんだし(大汗
posted by 亀@渋研X at 05:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 光陰矢の如し

「マイナスイオンは負の大気イオン」では片付かない

そういえば、きっと今月20日には『家電批評』の4号が出るのです。
前にも書いたけど、今回はマイナスイオンです。

で、記事には入れ込めなかった事例を思いだしたので、こっちに書いておきます。と言っても、打ち合わせ用のMLで書いたことをコピペするだけですが(汗


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posted by 亀@渋研X at 04:22 | Comment(2) | TrackBack(0) | MONOQLO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 「マイナスイオンは負の大気イオン」では片付かない

2008年01月12日

実用としての「ニセ科学の見分け方」3

「ニセ科学批判」批判と呼ばれる主張がある。

  • ニセ科学問題を扱う者は、非科学や未科学とニセ科学を分類している。ニセ科学とは「科学ではない(のに科学を装う)」というのだから、これは非科学か未科学である。ニセ科学という概念が成立しない。
  • ××を科学的主張と勘違いする人はいないだろうからニセ科学に分類するのは適切ではない。したがって「××はニセ科学」だという批判はおかしい。すべきではない。
  • ニセ科学か否かという判定は、実証的な手法によっていない。したがって主観的な批判にすぎない。
といった主張が代表格だろうか。

こうした「ニセ科学批判」批判が、それなりにもっともらしさを持っているように見えるのだとすると、それは“より緻密な定義や、前提の誤った適用の可能性などを論じる論考がアカデミズムとしての〈「ニセ科学」学〉みたいなものに見えるから”ではないだろうか。
おそらくは、そんな〈「ニセ科学」学〉を志向している人は、どこにもいないのだが。

さて、ではこうした主張の前で、先の「見分け方」は役に立つだろうか。


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実用としての「ニセ科学の見分け方」2

「見分け方」と定義の整合性について、もう少し思いをめぐらせてみる。

apj氏は、暫定的にと断りながらだがニセ科学を「科学を装う」かつ「科学でない」と定義している(ニセ科学の定義と判定について考える )。前記のような「見分け方」は、この定義とも矛盾しない。
というよりも、「科学でない」しかも「科学を装う」という表現は、前記のような基準を最も短くまとめた的確な要約となっているとさえ言えそうだ。

「装う」という表現は、人によっては意図を感じさせるかもしれない。主張Aの提唱者は、意図的に科学を装っているわけではなく、そもそも科学を理解していない場合さえありうる。意図はなくとも結果的に装うことになったということはあり得るのだが、これでは違和感があるという場合もあるだろう。
その場合、よりニュートラルな表現として、先の定義になぞらえて「科学であると誤解される可能性がある」とか「専門家は科学的でないと判断できても、ふつうの人は科学的な主張と勘違いする可能性がある」などと表現するとしたら、これは不適切な言い換えだろうか。

ここで「誤解する人などいない」「勘違いなどしない」「どれだけの人が誤解したのか」といった反論があるかもしれない。しかし、これは前記「見分け方」のような素朴な理解に対しては無力ではないか。「誰が」とか「何人」などといった問題ではないからだ。

言い換えれば、「科学でない」しかも「科学を装う」という表現や、「一般の人に科学であると誤解される可能性がある」とか「専門家は科学的でないと判断できても、ふつうの人は科学的な主張と勘違いする可能性がある」といった表現でも、実用上は特に問題はないことにならないか。


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posted by 亀@渋研X at 04:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | そもそも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 実用としての「ニセ科学の見分け方」2

実用としての「ニセ科学の見分け方」1

ぼくは科学に詳しいわけではない。では、自分がニセ科学というものをどのように見極められると考えているのか。できるだけ原点に戻って、改めて考えてみた。

ツッコミ、お待ちしてます。

今のところこのブログでは、ニセ科学を
見かけは科学のようでも、実は科学ではないもの。科学者ではない一般の人たちには科学と区別がつかない(かもしれない)が、科学の専門家から見れば荒唐無稽なもの。科学的に確かめられた事実がないにも関わらず、科学的な裏付けがあるかのように主張される事柄。
定義している。これで説明としては十分だと思うが、実際の事例に直面したときに、ぼくにとっては十分に実用的なわけではないのかもしれないと、近頃思うようになった。

実際になにかに直面したときに(たとえば連載でなにを採り上げるかを決めるとき)、自分がどう判断しているのかを考えてみると、およそこんな文脈でとらえているようだ。
主張Aが「科学的な知見とは言えない(あるいは論理的に破綻している)」内容であるにも関わらず、「科学用語などを用いて裏付けがあるかのように語られている」のであれば、それをニセ科学とみなす。

改めて考えてみるに、この「見分け方」で十分に実用的だとは言えないか。先の定義との矛盾もなさそうだ。


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posted by 亀@渋研X at 04:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | そもそも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 実用としての「ニセ科学の見分け方」1

ナゾなリファラ

poohさんのエントリのマネではないんだけれど。

さっき、こんなURLからのアクセスが、毎日たくさんあることになってるのに気づきました。

http://blog.seesaa.jp/pages/my/blog/access_log/report/shibuken.seesaa.net/article/4455167.html

このURLは、実在していません。seesaaの管理ページ(アクセス解析)のURLによく似ているのだけど、こんな「記事別」っぽいのはないのだ。行ってみるとエラーになるのだ。


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posted by 亀@渋研X at 02:45 | Comment(2) | TrackBack(1) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - ナゾなリファラ

2008年01月11日

共同出版商法を知っていますか?

先頃、新風舎という出版社が民事再生法の適用を申請したという報道がありました(1/20追記:1/18付け報道によると破産が決まったようです→asahi.com「新風舎、破産手続きへ 支援交渉まとまらず」)。

Google Nes

※ニセ科学とは関係ありません。ロジックとしては似てると思うけど。

mixiの日記で上記に触れたら、意外に「共同出版商法」そのものが知られておらず、「自費出版」と区別がついていないのだということに改めて気づきました。
報道でも「自費出版の」と書かれているし、「新風舎商法」とか言われて裁判が起きたときもそこまで踏み込んだ説明のない記事が大半だったので無理もないのですが。

というわけで、ちょっと解説。

まず注意。
少なくとも、自費出版を手がけている小出版社には、地方で細々といい本を出しているような良心的な会社がたくさんあります。自費出版=危険、では決してありません。

次に、今回民事再生法の適用を申請した新風舎のような営業スタイルは「共同出版」「協力出版」などと呼ばれています。自費出版との最大の違いは、自費出版では出版社は本を作ってくれるだけで、売ってくれない(少なくとも、積極的に売ってくれると期待することはできない)のですが、共同出版や協力出版の場合はそうではないようです。

それから、「新風舎商法」などと呼ばれたせいで、新風舎個別の問題という見方をしている人が多いのですが、「そうではなくて共同出版全体が抱えている問題ではないか」という指摘もあります。

しかし、ぼくが少しばかりでも調べたことがあるのは「新風舎商法」だけなので、その点についてはまったくわかりません。
原理的には問題のない「共同出版」もあってもおかしくないと思います。しかし、後述するような契約内容やその後の契約の履行状態などが、新風舎単独の問題なのか、共同出版や協力出版を名乗るところは似たり寄ったりなのか、ぼくには全然わかっていません。

さて、以上を踏まえたうえで下記をどうぞ。

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posted by 亀@渋研X at 15:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 共同出版商法を知っていますか?

2008年01月09日

ぼくらの中の「気づかれない子どもたち」

昨日のエントリ「コメントの構造」に関連して。

ぼくは「あの作文を独力で書いたのなら希有なことだ」と考えましたが、言い換えれば「対話などで引き出しながらであれば、到達できるだろう」とも考えています。つまり、かなり小さな子どもでも、人生に対するそれなりの知見や認識をもっていることは、珍しくないのだと考えています。
はてなブックマークでコメントを寄せていたオトナたちにも「あれぐらい考えている子どもはいるだろう」とか「子どもをなめんなよ」という指摘がありました。
言及したエントリのTAKESANさんも、コメント欄を拝見すると、ぼくと同じようにお考えのようです。

しかし、はてなブックマークでコメントを寄せていたオトナたちの圧倒的多数は、あの作文に驚いたり、いぶかしがっていました。
なぜこうした認識の違いが生まれるのでしょう?

ぼくのたどりついた結論を先に書くと「子ども時代に考えたことは、忘れられるというよりも、そもそも定着しにくいのではないか」ということになります。以下、その理由も含めて考察してみましょう。

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2008年01月08日

コメントの構造(土居先生〜)

TAKESANさんちの「反応」経由で、はてなブックマークの数百に及ぶコメント群の一部と、その対象となった、ある小2の作文を紹介するエントリを読んだ。

紹介されている作文は、赤木かん子・編『日本語ということば - Little Selectionsあなたのための小さな物語 15』(ポプラ社 2002年5月)という本に掲載されている「『あまえる』ということについて」という作品だ。

コメントで言及されていたので、同じ作文を紹介していたもっと以前の別の方のエントリも読むことができた。だからここでは2つ並べて紹介してしまおう。

小学校2年生の作文に泣かせられたよ。(Something Orange 2008-01-05)

「『あまえる』ということについて」を読んで(メロウマイマインド 07年05月15日)

もっとも、両方読んでもこの作文のほんの一部しか読めない。総量は(おそらく四百字詰め原稿用紙に換算して)45枚分というから、半分にも満たない。
後者のエントリは話題を呼び、〈「『あまえる』ということについて」を読んでを読んで〉〈〜を読んでを読んでを読んで〉〈〜を読んでを読んでを……〉という調子で多くの言及エントリを生んだようだ。ググるとちょっとビビる。

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posted by 亀@渋研X at 03:52 | Comment(4) | TrackBack(1) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - コメントの構造(土居先生〜)