「死海文書」が、NASAの技術を応用して解読を進めることになり、その後はオンラインで公開されるとのお話。なんだかわくわくドキドキしますが、キリスト教関係の方は、どういう感慨をおもちになるのでしょう。と思ったらクリスチャン・トゥデイという媒体も報じていますね。
死海文書をデジタル化でネット公開へ イスラエル考古学庁が発表(クリスチャン・トゥデイ 2008年08月28日)
淡々としていて、「どういう感慨があるのか」は伺い知れません。
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もし、インチキ健康法に荷担するような研究グループであれば、YOMIURI ONLINEの記事が出たら、その後はどこぞの企業と早速手を組んで、「記憶力向上のウコンのナントカ」といった製品を出し、宣伝にも登場するという展開になるだろう。しかし、武蔵野大のグループは、間違った印象を与える記事であることをきちんと説明した。これが、普通のまともな研究者の対応である。
動物実験しか終わっていなかったり、ヒトに対して十分な試験をする前の段階で、企業と組んで健康関連グッズや健康食品を作って売る側になるというのは、まともな研究者のすることではない。まともな研究者であれば、研究内容についての誤解や拡大解釈が世の中に広まるのを防ぐものである。
亀レス、雑談モードで失礼します。続きを読む
「原理がわかってないと科学的と言えない」という誤解と、「原理はわかってなくてもいい」の不十分さ
この話を読んでふと頭に浮かんだのが「タネがわかってないとインチキとは言えない」という、超能力ビリーバーが言いそうな言葉です。これは上記と比べて微妙に紛らわしいロジックだと思いますがどうでしょうか。
ジェームス・ランディーというマジシャンが、超能力の存在に100万ドルの懸賞をかけた話は有名ですが、いまだ賞金を獲得した人物がいないということは、彼にとってタネの想像もできないような現象は今までなかったということだと思います。
でも、世の中広いですから、もし天才的なアイデアマンがいて、きわめて独創的な(マジックの)原理をあみだし超能力と詐称して、ランディーにもそのタネがわからなかった場合、彼はどういう立場を表明するのだろうと疑問に思ったことがあったので、上の言葉が頭に浮かんだわけです。
最初は「疑似科学」の言い換えとして菊池誠教授が自身の活動で使用し始めた。ち、違うってば。
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