2008年12月01日

「水からの伝言」浸透と批判の経緯

別件とも関連するので、「水からの伝言」がどのように広がったかの経緯を、ちょっと簡単にまとめておきたいと思います。厳密な正確性はともかくとして、ぼくはおよそ次のような経緯だったととらえており、29日にアップした略年表と読み合わせてみても、ほとんどの場合はこの程度の理解で足りるだろうと考えています。
  1. 1999〜2000年頃 『水からの伝言』(1999)が隠れたベストセラーになる
  2. 2000年頃〜 テレビで採り上げられたり、TOSSで実践例が出てくる
  3. 02〜04年頃 実践例が多数報告されるようになり、一部の論者に問題視されるようになる
  4. 03〜04年頃 メディアで紹介される例も増え、身近に水伝授業を体験したケースなどが出てくる
  5. 05年頃 少なくとも「ごく一部」とは言いにくい数の教員が引っかかっているらしいことが明らかになったことで、より問題視されるに至り、多くの批判記事などが公開される。
何年頃と書くともっともらしいですが、印象や記憶によりかかっている部分もあります。一部は略年表で確認できますが、すべて裏付けられるわけではありません。

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posted by 亀@渋研X at 01:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 「水からの伝言」浸透と批判の経緯