2008年06月20日

【種】なぜ錯視

このブログでは錯視をときどき扱っている。それには、いくつかの理由がある。

1. 錯視を呼ぶ図形が好き。ていうか、錯視や錯覚という現象がおもしろい。
2. ときどき出くわす「自分が見たものしか信じない」という話を考え直すきっかけになる。
3. それを含めて、人間の感覚(のあやふやさとか)が、おもしろくてしょうがない。

なんて感じ。
【種】カテゴリーに入れているのは、おおむね2番めの理由からだけど、そういうわけで、ぼくはこういうものがもともと大好きなのだ。だまし絵とかね。

じゃあ、「こんな錯視なんてもんを起こす、人間の感覚なんて、しょーもないもんだ」ってことなのかというと、どうもそういうもんでもないらしい。錯視が起きるメカニズムには、ちゃんとそれなりの理由(単に原理じゃなくて)があるらしいのだ。

ときどきご紹介している2つのブログから、それを学んだ。

「錯覚・トリック」で伝えたかったものASIOS公式ブログ 2008年05月19日)

錯視って非合理の表れなの?(ASIOS公式ブログ 2008年05月23日)

錯視が単純に間違いだとは言えないよ(ASIOS公式ブログ 2008年05月29日)

また、直接的に錯視や錯覚を扱っているわけではないけれど、上記との関連で、Skepticism is beautifulさんのこのエントリもおすすめ(この文脈から離れても重要な指摘を含んでいると思う)。

人間は意外と合理的(Skepticism is beautiful 2008-05-09)

もちろん、こういう事柄を離れても、錯視や錯覚はおもしろい(こればっか)。こういう画像を見せられると「だまされた」とか言って怒る人もいるという話も聞いたことがあるけれど、その反応もまた興味深い。

ま、なにはともあれ、先日、本ブログ内の関連エントリを「錯視」「錯覚」タグでたどれるようにした(つもり)。あなたもお好きだったらタグをクリックしてみてもいいかも(^^)
 ↓ 

タグ:錯視 錯覚
posted by 亀@渋研X at 03:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】なぜ錯視
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