しばらくPTAについて語ります(全P研の必読本)(リヴァイアさん、日々のわざ 2008.10.14)
なんでウチでもPTA本の話なのか。オレがガッコーによく出入りしているからか。そうではないのです。
なんとなく、断片的でもそこそこ身近な情報があると、ついつい「それ、知ってる」と思ってしまいますよね。家族が話題にすることでも、メディアでよく見かけるようなものでも。
でも、その「知ってる」は、せいぜい「存在を知ってる」よりはもうちょっと情報をもっているというだけで、「実態とかはまるっきり知らない」だったりするわけです。それにも関わらず「それ、知ってる」と思っちゃう。ま、こういう場合の「知ってる」は「関心ない」の別名だったりもするわけですが。
PTAもまあ、そういうもののひとつだったりします。学校に通う子どもがいてもね、なんとなく知ってるけど、あまりよくは知らない(という自覚もほとんどない)、でもまあ、それでいいか、みたいな。
このカワバタさんの本、連載時にPDFでアップされていたりもして、ぼちぼち読んでました。なかなか刺激的。そうか、そういう問題設定もあったのか。オレはPTAには関わらないで学校に関わっているのだけど、なんだい同じ問題意識もいっぱいあるではないか。あ、これは,この辺は教育とかに限らないぞ。などなど、あれこれと考えたものでありました。今回、一冊にまとめるに当たって、かなり手を入れられたとのこと。えらい。期待大であります(そうなの、未読なんです)。
で、別に「PTAに関わろう」ではなくて、「実はみんな、知らないものを関心のなさから『知ってる』って思ってたりすること、あるよね」という一例で、なおかつ読んでオモシロいに違いない本をご紹介する、というわけでありました。
あー、えらそうなことを言いおって、と思われたらごめんなさい。「それなりに知ってるつもりだったんだけど、ちょっと詳しい話を知ってみると、『なんだ、オレ、ぜんぜん知らなかったんじゃん」などということは、ボクもたくさんたくさん経験しております。すいません。