そもそも江本氏がどのような主張をしているのかを知らないままで批判に対する疑義表明をされる方も後を絶たない。多くの場合は、実際に江本氏の本を一読すれば十分にひどさを理解できると思うのだが、買って読めと勧める気にもなれない。こういうときに便利なのが、「ほたるいかの書きつけ」さんの原典批判シリーズである。以前紹介した時よりも、はるかに充実しているので、改めて紹介する。
江本氏の著書がまとまって引用されているというようなものではないが、最初の記事に〈元々の「水伝」のテキストに即した批判が見当たらないようなので、資料的意味も込めて〉と書かれているように、原文を引用しながらの検討となっているので、「そういえば現物には当たったことがない」という方には便利だと思う。
「水からの伝言」はどうやって作られているのか(1)
「水からの伝言」はどうやって作られているのか(2)
「水からの伝言」はどうやって作られているのか(3)
「水からの伝言」はどうやって作られているのか(4)
「水からの伝言」はどうやって作られているのか(5)補足
「水からの伝言」に書いてあること(1)
「水からの伝言」に書いてあること(2)
「水からの伝言」に書いてあること(3)
江本流「波動」理論(1)
江本流「波動」理論(2)
江本流「波動」理論(3)
江本流「波動」理論(4)
上記のみならず、カテゴリーを丸ごと、順に読んで行くのもよいかと思う。同氏の他の著作や雑誌についてのエントリも多数含まれている。
ほたるいかの書きつけ:カテゴリー「水からの伝言」:最初(最も古いページにリンクされています)
どうもありがとうございます。
本当は自分でまとめないといけないのでしょうが、書き散らかしたまんまでして…(汗。
最近の件の方々は、なんだか「ニセ科学」か「宗教(思想)」か、どっちなんだ、という二分法的思考が垣間見えるような気がしますね。NATROMさんのエントリ、ちゃんと読んでくれるといいのですが。