#公開日時:2009-05-09 19:18ぐらい
さっきムスメに教わったコピペ「ウィルス検査の結果、あなたは妖精です」。
794 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/30(木) 20:08:05.56 ID:ZDDCsSAY0
医者「ウィルス検査の結果、あなたは妖精です」
ぼく「えっ」
医者「非常に残念です」
ぼく「僕が妖精なんですか?」
医者「はい」
ぼく「びっくりだけど・・・嬉しいかも」
医者「えっ」
ぼく「えっ」
医者「皆にうつらないように、人と接するのを避けてください」
ぼく「他人の目に映っちゃだめなんですか?」
医者「目というより、体ですね」
ぼく「乗り移るってことですか」
医者「はい」
ぼく「妖精が」
医者「まあそうです」
ぼく「妖精が増えますね」
医者「はやく全滅させたいんですけどね」
ぼく「えっ」
医者「えっ」
ぼく「殺すんですか」
医者「世界中に広がってますから」
ぼく「この殺人鬼」
医者「えっ」
ぼく「えっ」
医者「まぁだいたいこのクスリ飲めば自然に死んでいくんですけどね」
ぼく「なにそれこわい」
医者「あなたも毎日飲んでくださいね」
ぼく「絶対嫌だ」
医者「えっ」
ぼく「えっ」
医者「ウィルス検査の結果、あなたは妖精です」(2ちゃんねる実況中継 2009/04/30)
同じパターンのものがたくさんある、いわゆる「テンプレ」ネタで、寄生虫とか面接とか、いろいろひとまとめに教わった。大もとは、たぶんこの辺。
1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]2009/04/12(日) 23:25:54.13ID:eDLFKdNUP
店員「当店のポイントカードはお餅でしょうか」
おれ「えっ」
店員「当店のポイントカードはお餅ですか」
おれ「いえしりません」
店員「えっ」
おれ「えっ」
店員「まだお餅になってないということでしょうか」
おれ「えっ」
店員「えっ」
おれ「変化するってことですか」
店員「なにがですか」
おれ「カードが」
店員「ああ使い続けていただければランクがあがって
カードが変わりますよ」
おれ「そうなんだすごい」
店員「ではお作りいたしましょうか無料ですよ」
おれ「くさったりしませんか」
店員「えっ」
おれ「えっ」
店員「ああ期限のことなら最後に使ってから一年間使わないときれます」
おれ「なにそれこわい」
店員「ちょくちょく来ていただければ無期限と同じですよ」
おれ「なにそれもこわい」
店員「えっ」
おれ「えっ」
お餅 「えっ」 「えっ」 シリーズ (究極至高のコピペ+ 2009/04/14)
ここにまとめられている以外にもたくさんあるに違いない。はてな界隈でも見たような気がする。このはてなスターのやつだったかな。
◆
このコピペ・テンプレの「ゆかいさ」は、あるひと言に含まれる同音異義語を鍵にした、短い言葉のやりとりゆえの「勘違い」のおかしさ(異常さと可笑しさ、「ありそう/ありえなさそう」のバランス)だけじゃなくて、かみ合ってなさ、互いのわかってなさがキモなのかもしれない。「え?」「え?」というやりとりなんかに互いのわかってなさというか、すれ違いに気づけそうで気づけないこと、そのままでやりとりが進んでいることが浮き彫りで、またいかにもありそうな感じで、大変に秀逸だと思う。
◆
以下、2009/05/09記述。
同じようなやりとりをリアルに見ても、笑えるとは限らない。このテンプレのような「ありえなさ」は見当たらなくて、でもどこかがズレているような気がして、だけどどこがズレているのかも判然としなくて、居心地が悪いばかりでちっとも笑えないかもしれない。むしろ頭をかかえるかもしれない。
話題になっている事柄が自分も無関係じゃないと思っても、論点さえまともに把握できなくて困ってしまうかもしれない。自分の浅学非才を嘆くしかできないかもしれない。
でも、あわてて理解しようとすると、きっと失敗をしでかす。もしも明日考えてもよいことならば、また明日考えよう。あさってでも、10日後でも、1ヶ月後でも、1年後でも。
というわけで、当分トップ(用語集)の次に上げておく。
#2009/06/30をもって、ふつうの日付に戻す。ていうか6/30にするね。
リンクするまでもなさそうですけど、一応。
・私の吉幾三問題。 - やぶいぬ日記
http://d.hatena.ne.jp/Bushdog/20071011/p1
ありがとうございます。
吉幾三は、ぼくの郷土の英雄です。いなかっぺいと並んで(ていうと異論も出そうですけど)。やぶいぬ日記、しょっちゅう読んでます。でも、知りませんでした。
で、ぼくも何度も吉幾三だったりしました。きっとこれからも。どっかに訂正なんかあっても届かない可能性が高いってことを考えると、突っ込んでくれる人がいるってありがたいですよねえ……。
確かにちょっと違う話だけど、どっかリンクしてるような話ですね。で、リンク先のリンク先にあった小泉文夫の資料の散逸問題はどうなったんでしょうね……。