2009年06月18日

「おかしな科学」登場人物&目次

『おかしな科学』目次と登場人物のプロフィールをご紹介。

渋谷研究所X(しぶやけんきゅうじょ・えっくす)
2004年に科学雑誌『ポピュラーサイエンス日本版』(トランスワールドジャパン刊)内に誕生した仮想の研究所。研究員は、セコくて疑り深い亀さんと、ポジティブに何でも信じる六さんの2名。ニセ科学を中心に、日夜「おかしな科学」などの怪しい話の研究を続ける。現在は『月刊モノクロ』(晋遊舎刊)誌上で「PSI九段下総研」として活動中。

【研究員プロフィール】(雑誌掲載時と同じです)
亀さん 元清涼飲料水の営業マン。青春をSF研に捧げたことに悔いはない。自称趣味はMTB(目撃者なし)。「実証」「計測」が口癖。やぎ座のA型。好みの女性はお金持ちの人。
六さん 元アニメ製作会社勤務。趣味はプロレス(真剣勝負だと思っています!)。特技は信じること。騙されやすく、素直な性格。さそり座のO型。好みの女性はゆうこりん。

もくじ

●1章 僕らは「おかしな科学」と暮らしている
1.マイナスイオンは「ま〜いいな」っす
  進化し続けるイオンたち(六×菊)
2.水が世界を救うのか?
  水道も反撃中(亀×菊)
3.スカラー波なんてないですから〜!
  見えない電磁波をどう考える(六×菊)
4.このダイエットが面白い!
  ダイエット法も進化中(亀×菊)

●2章 こんなところにもニセ科学
5.血液型でガタガタ言うな!
  まだまだ消えない血液型性格判断(六×菊)
6.波動です、はぁどうも 
  波動はやっぱり意味不明(亀×菊)
7.「水」知らずじゃなかったの? 
  『水からの伝言』はファンタジー?(六×菊)
8.オー、脳!? ゲームが脳に悪影響? 
  脳ブームはどこにいく(亀×菊)

●3章 思わず信じちゃう「いい話」「コワい話」
9.世界を天変地異が襲うのか?
  予知を信じちゃいけません(六×菊)
10.亀さんの怪しいニュービジネスを考える
  信じさせるのが怪しいビジネス(亀×菊)
11.私とあなたのシンクロニシティ、それホント?
  世界がもし100匹の猿だったら(六×菊)
12.陰謀論は不滅です!
  陰謀妄想はどこまでも(亀×菊)

●4章 で、どうすればいいの?(鼎談:亀×六×菊)
  1. 不安な僕らは権威と二分法に弱い?
    1. 白か黒か、どっちかにして
    2. 名前や権威は重要、特に怪しい商売には
    3. 安全だって言ったじゃない
    4. その自然志向は不自然です
    5. 早期教育って不安商売だよね
  2. 素敵な話は疑いにくい
    1. 本当のことは秘密
    2. 陰謀と幻想
    3. ダイソンもゆうこりんも僕らが育てた
  3. それ、押さえなくていいですよ
    1. ネットって信じていいの?
    2. 伝言ゲーム、そしてあまりにもナイーブな
    3. じゃあ信頼できるメディアって?
    4. 押さえなきゃならないものはない
    5. まぎれこむ変なものに敏感になりたい


目次の文言は原稿とかゲラから拾ったので、最終版はちょっと違ってるかも。


こんな構成です。全編ゆるトークなところがキモ。

【本編=亀×六トーク】雑誌に掲載された、渋研の研究員=亀×六のトークです。基本的に「ニセ科学ってなに?」という方向けの読み切り連載。お笑いですが、論点はちゃんとカバーしているつもり。回を重ねても、ほんわか六さんはずっとビリーバーで説得されませんし、すぐにキレる亀さんはしばしば姑息な金儲けに走ろうとします。どっちも懲りない人なのです。

【亀×菊トーク&六×菊トーク】各本編のあとには、亀×菊または六×菊によるトークで最近の話題を盛り込んだり、さらに掘り下げたり整理したり。ここはギャグは控えめの「ちょっとマジメ」モード。それでもところどころでショーモナイこと言ってます。

【亀×六×菊トーク】ラストの第4章では、亀×六×菊が「なんでボクらはこういう話に引っかかっちゃうんだろう」とか「引っかからないためには、どう対処すればいいんだろう」なんて話をしています。ここはギャグはほとんど出てこない「もうちょっとマジメ」モード。でも「ゆるゆる」(^^;;

posted by 亀@渋研X at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 『おかしな科学』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 「おかしな科学」登場人物&目次
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