今月のお題は「クスリのリスクと薬事法改正」。
ニシワキ画伯には、ちょっと暑苦しいシーンを描いていただきました。
薬事法改正については以前もちょっと記事にしましたが、単純に言っちゃえば薬のリスク分類・リスク評価が変わった、という話です。
記事では、新分類について「第一類だから効く」みたいなCMもあるけど、そうなの? そういうわけではないんだけどね、なんて話をメインにしています。新分類の話までたどり着く前には「リスク評価ってなにさ」みたいなこととか、「すべての薬は毒である」なんて話もしています。
記事中に「新しい医薬品の分類と情報提供の義務」という表を掲載しましたが、本当はもうひとつ「新しい分類に応じた表示・陳列等の違い」という表も掲載したかったのです。
そうなんです。分類が変わっただけじゃなくて、情報提供の方法とか、店頭での陳列方法とかけっこうチョコチョコと変わってるんですよ。
スペースの都合で割愛した表はこれです。
この表は本文とは独立しているので、なくても本文の理解には不都合はないのですが、パッケージ表示や店頭での陳列はどんなふうになったのか、なんてことも載せたいなあと思ったわけです。本誌と併せてご利用ください。
ちなみに、表の末尾に書いてある「厚生労働省のリーフレット」というのは、厚生労働省:一般用医薬品販売制度ホームページにあるこのPDFのこと。あまり一般向けな感じはしませんが、一般の人が読んでもわからないということもないです。
『MONOQLO』9月号をご覧いただく方が、ずっとわかりやすいとは思いますけどね(^^)