2007年06月23日

「短い説明」についての長い考察−−(中日新聞「マイナスイオンの効能」を素材に)

kikulogのコメント欄で、十分ではない説明として指摘されていた新聞の記事がありました。

【科学】<人には聞けない>マイナスイオンの効能(CHUNICHI Web 2007年6月5日)

込み入った事柄を短く説明しようとすると、どうしても舌足らずになる傾向があります。また、わかりやすくしようと噛み砕くと長くなり、それを短くまとめ直そうとしたり、たとえ話で置き換えようとすると厳密には正しくないということにもなりやすいものです。その意味ではこうした文章は、もともと「批判される運命にある」と言ってもいいかもしれません。
問題意識を持った人から見ると「そもそも、こんなスペースしか用意されないことが問題」という場合もあるでしょう。文章の出来いかんでは「誤解を与えるぐらいなら、こんな記事を載せるべきではない」と言われることさえあります。もっとも、限られたスペースでも話題になるだけでも問題の所在を示せただけ意味があると考える立場もありますから、これはほとんど「永遠の課題」ですね。

今回の記事はどうでしょう。私程度の理解では、読んでみてもそんなにおかしなものには見えません。むしろ、ごく短い中に凝縮した説明としては、ほぼ十分なものと思えます。
また個人的には、指摘されていた点よりも別の部分が気になりました。
そこで、指摘していたSSFSさんの発言も少し引用しながら、個々の部分について検討を加えてみることにしました。

SSFSさんへの反論ということよりも、誰かがこうした短い説明文を読んだり書いたりする際になにかの役に立てば、という思いがあります。また、マイナスイオン製品について中日の筆者が言いたかったことを深読みしてみるとか、「短い文章でなにかを伝えること」についての簡略な考察として、お楽しみいただければ幸いです。

あ、いつにもまして長いです。すんません。

※当エントリの内容にご意見をいただけるのであれば、ぜひkikulogではなく当エントリのコメント欄へお願い致します。あっちでの本題とはかなりとっぱずれていますから

ごく短い文章ですが、ことの性質上、大元の文章を全文引用します。
【科学】<人には聞けない>マイナスイオンの効能(CHUNICHI Web 2007年6月5日)
http://www.chunichi.co.jp/article/technology/science/CK2007060502021775.html

<Q> マイナスイオンとはどんなものか、体にとってどんな影響があるのか、まったくわからないので教えてください。 (茨城県・六十代女性)

<A> マイナスイオンは学術用語にはなく、水や空気の小さな粒々に電子がくっついて、負の電気を帯びたものを総称した言葉です。
 「電子を空気中に放出し、空気中の酸素分子に衝突させて、酸素分子をマイナスイオン化させる」と大手家電メーカーでは説明しています。「滝のそばにいると気持ちがいいのはマイナスイオンのため」という主張もあります。
 テレビの「あるある大事典」で取り上げられてブームになり、相次いで「マイナスイオン」をうたった商品が出ましたが、「科学的な根拠がない」と批判が強くなり、今では多くが消えてしまったようです。ただ「信じる者は救われる」との言葉通り、暗示による効果はあるかもしれません。


まず、この記事は小さなカコミに類する「用語説明」のような趣きのものであることが見出し等から予測がつきます。読者対象は「一般」。そういうと出版などでは「高卒程度の学力を有する」なんて想定になるのですが、実際問題、高校で習う科学知識は「一般」には重荷です。また質問者は「六十代女性」とあることから、特に平易な説明が求められるところです。
質問は、まったくわからないと言いながらも、「マイナスイオンの定義(どんなものか)と効果(体にとってどんな影響があるのか)」については特に言及していますから、回答ではそこははずせません。そのうえで、さらに生活上に有用な情報も付け加えることが求められます(定義と効果だけで終わってはアカンということです)。

上記を確認したうえで、説明(回答文)を順に見て行きましょう。

■第1段落
まず定義、「マイナスイオンとはなにか」から入っています。

[回答の第1段落]
マイナスイオンは学術用語にはなく、水や空気の小さな粒々に電子がくっついて、負の電気を帯びたものを総称した言葉です。


学術用語ではないことが冒頭で強調されています。ということは、後半の説明は、いわゆる「俗にこう言われている」という内容と考えて差し支えないでしょう。
仔細に考えるとちょっとどうかと思う点もあるのですが、それについては後述。
問題を指摘されていたSSFSさんは、ここはスルーされています。

■第2段落
[回答の第2段落]
「電子を空気中に放出し、空気中の酸素分子に衝突させて、酸素分子をマイナスイオン化させる」と大手家電メーカーでは説明しています。「滝のそばにいると気持ちがいいのはマイナスイオンのため」という主張もあります。


「家電製品はマイナスイオンをどうやって生み出すか」と「マイナスイオンにはどういう働きがあると言われているか」の説明です。質問者の「どんなものか、体にとってどんな影響があるのか」について、今の段階ではっきりとわかる範囲で事実を述べた部分と言っていいと思います。
私なら誰が言っていることかをはっきりさせるために、「大手家電メーカーでは」を文の最初に持って行きます。しかし、それでは定義の続きに見えてしまうかもしれないので、今の語順にしているのかもしれません。
また、家電メーカーがどこでも同じ説明をしているわけではないので、「ある大手家電メーカーでは」としたほうがいいかもしれません。

紙幅に余裕があれば「両者が同じものを指しているとは思われないという指摘もあります」などと加えることができたかもしれません。私もそうであって欲しかったとは思いますが、スペース的には厳しいかもしれません。与えられた紙幅にもう少しだけ余裕があるといった場合、許されるギリギリまで文字を詰め込むと、読みづらいものになります。段落末に余裕をもたせ、ある程度の白地を残したいものです。
理想的には、文章スペースの9割ぐらいの文字量で納まるといいかな、と思います(この記事は<Q>から終わりまで、全部で366字。もしも20字詰めなら20行で納まります。400字のスペースに対してこの文字量だとすると、いい具合の文字量ではないかと思います。実際の紙面を見ていないのでなんとも言えませんが、新聞なのでもっと少ない字詰めかもしれません)。

SSFSさんは次のような指摘をされています。
SSFS>家電と滝のマイナスイオンの違いくらいは説明してほしいところです。

これは、おそらく上記の部分についての指摘でしょう。
上記の新聞の説明を読んで「いかにも整合性がなさそうだ」と考えるのか、「それぞれの意味がわからないのでなんとも判断がつかない」と考えるのか、これは読者まかせの部分があります。ですから、できることなら両者をそれぞれ別のものと考えるべきだといった話は、加えられるものならば加えたいところです。
しかし、知識はなくとも「なぜ2つ列挙しているのか」を考えることがあれば、「これは別々の内容だからではないか?」という可能性には思い至るに違いありません。
また、具体的な語り口を提示することで、より詳しい情報を求める際のとっかかりにもなりそうです。
そうした意味では、短い中にも十分に有意義な情報を込めていると言えるでしょう。

次の部分は、マイナスイオン製品がどのような状況にあるかの説明です。

■第3段落
[回答の第3段落前半]
テレビの「あるある大事典」で取り上げられてブームになり、相次いで「マイナスイオン」をうたった商品が出ましたが、「科学的な根拠がない」と批判が強くなり、今では多くが消えてしまったようです。ただ「信じる者は救われる」との言葉通り、暗示による効果はあるかもしれません。


2つの文のうち、第1の文は経緯・事実関係の説明、第2の文はまとめ、この記事でのマイナスイオンに対する評価でもありますね。
「あるある大事典」を最初に持って来たのは事実関係の説明でもあるでしょうけれども、言外に信憑性に疑問を投げかけているようにも見えます。しかし、その意図は明確とは言えません。印象操作でずるいという人もいるかもしれませんが、でも、事実関係なのでどうしようもないですよね。
「多くが消えてしまったようです」という表現は微妙です。「多くが消えてしまいました」と断定しないのはなぜでしょうか。
実際問題、大手家電メーカーの製品では、マイナスイオンを大々的にうたった製品は、少なくとも目立たない程度に減りました。しかし、これにはいくつかのケースがあります。ひとつには「××イオン」などと別の名称を使うようになったケースがあります。また、目玉機能として扱われるには陳腐化してしまったため、隅っこにちょっとだけ出てくるようなケースもあります。さらに、大手家電メーカー以外では、いまも少なくない種類の製品が出回っています。
こうした状況を考えて「消えてしまった」と断定するのも、適切ではないという判断をしたのでしょう。
最後の一文は「理屈はともかく、使うといい感じだよ」というユーザーの声への配慮でしょう。

SSFSさんの次の指摘は、まんなか辺についてのものです。

SSFS>ドライヤーを取り上げることなく、マイナスイオン商品が「今では多
SSFS>くが消えてしまったようです」とは認識不足。

ある文章に対して、「なぜあの問題に触れていないのか」という指摘がされることは珍しくありません。短い文章の場合は特に多いでしょう。
誰が見ても書き手が問題の軽重を読み違えている場合もあるでしょうし、問題意識の所在が書き手と読み手で異なるためにすれ違いが起きる場合もあるでしょう。
今回のケースは後者だと私は考えています。

この文章量と文脈、読者層から考えると、ここでは全体の趨勢を述べるのが順当なところです。そして大手家電の製品では、ドライヤーは「例外的に生き残っているマイナスイオン製品」という認識には、SSFSさんも含めて多くの方に異論はないと思います。であれば、例外に属する部分については、「例外もあるということがわかる程度」に書けていれば十分に配慮されていると考えてさしつかえないでしょう。

それでも試みに、ドライヤーについての説明を(できるだけ短く)加えるとどうなるか、そこを考えてみましょう。

■第3段落の修正を試みる

 亀>相次いで「マイナスイオン」をうたった商品が出ましたが、「科学
 亀>的な根拠がない」と批判が強くなり、今では多くが消えてしまった
 亀>ようです(ただしドライヤーは例外です)

これではドライヤーだけが例外で、それ以外の製品は消えてしまったように見えてしまいます。実際には、○○イオンなどとうたっている製品はドライヤー以外にも大手家電でもまだありますし、マイナーメーカーではマイナスイオンをうたった多彩な製品がまだ存在していますので、誤解を与える表現と言うべきでしょう。
唐突に特定分野の商品が出て来たので、つながりが悪いとも感じます。また例外というのはどう意味で例外なのか、という疑問も出てきます。
というわけで別の表現も考えてみます。

 亀>相次いで「マイナスイオン」をうたった商品が出ましたが、「科学
 亀>的な根拠がない」と批判が強くなり、今ではドライヤーなど一部の
 亀>製品を除いて多くが消えてしまったようです。

これならば、ドライヤーは代表であり、ほかにも残っている製品があることはわかります。しかし、「多くが消えてしまった」という情報は埋没しがちで弱くなります。批判が強くなったという説明が直前にあることからも、ここでは「多くが消えた」ということが主眼なのは明らかなので、これはできれば避けたいところです。

また、どちらの場合でも、例外について特定の製品分野を挙げて特別に言及することは、別の効果も生んでしまいます。
マイナスイオンを冠した商品名を付けている製品分野が存在し、その分野では成功している(よく売れている)商品が多数あるということは、必ずしも「マイナスイオンが結局のところなんなのかに整合性が得られた」を意味しません。
そうである以上は、たとえば「ドライヤーはマイナスイオンを出している」とか「ドライヤーに限ってはマイナスイオンの効果が認められた」というようなことが確認されたわけでもありません。「マイナスイオンを名前に冠したドライヤーのなかには、従来製品よりもなにかよい効果があるものが多いかもしれない」ということは言えるかもしれません。しかし、それがマイナスイオンによるものなのか、べつのなにかによるものなのかは、わかりません。マイナスイオン・ドライヤーとマイナスイオンと関連づけることは、今の(マイナスイオンが定義不能な)段階では困難なのです。

そのような状態で、先のように「ドライヤーを除いて多くが消えてしまった」などと述べると、ややもすると「ドライヤーではなにかが確認されているのだな」という誤った印象を与えかねません。とすると、これは安易であり不適切な説明だと言わねばなりません。
結局、例外について言及するためには一言加えるだけで済まず、さらに上述のような注釈を加えねばならず、多くの紙幅を要してしまうのです。

だとすると、もしも「マイナスイオン製品について語るならば、ドライヤーについて述べるべきだ」という主張に応えた文章を書くためには、マイナスイオンドライヤーを話題の中心に据えて書く必要があるということです。
ほかの製品分野については終わってしまった問題だと考えるならば、概況よりも今残っている製品分野を中心に解説すべきだという立場もあるかもしれません(SSFSさんの立場これなのかな?)。
しかし、定義や全体の動向についてはもっと短く済ませ、特定の製品分野を大きく採り上げて説明した場合、それが質問者の意図に沿った回答と言えるかという疑問があります。後述するように、定義はすでにこれ以上できないほどに短くなっていますし、第2段落も状況理解のためには欠かせないものでしょう。
仮に「終わってしまった製品」だとしても、実際に家庭では多くのマイナスイオン・エアコンや空気清浄機などが使われているであろうことも、考慮する必要があります。
というわけで、この程度の文章量で特定分野の製品に言及するなら、質問者の「からだへの影響」という関心や、広まってしまっているであろう状況も考えると、むしろエアコンや空気清浄機はどうなのかについてスペースをさくべきだとさえ思われます。

■第1段落ふたたび
実は、この回答で最も私が疑問に感じたのは、最初の段落です(もっとも、今のままではまずいほどの大きな問題だとは思いませんでしたが)。文章を読み慣れている「読み巧者」にはなんでもないことかもしれませんが、ちょっとした混乱が潜んでいるように思われるのです。

先に見たように、直後の2段落めからは、「マイナスイオンがどんなものなのかは説明する人によって異なる場合がある」というこの記事のスタンスが読み取れます。そのため第1段落から通して読むと、さっきの説明はなんだったのか、この定義は(1)マイナスイオンの定義なのか、(2)学術用語における「マイナスイオンに類したなにか」についての定義なのか、どっちなのか読み取れないぞ、となりかねません。これは、「どんなものかの説明がバラバラなものを、総称としてでもちゃんと定義できるのか」と思ってしまうからでもあるでしょう。

余談ですが、実際には、どんなにバラバラなものでも何らかのくくり方を見つけることはできるでしょうし、そうすることでバラバラさがわかるという場合もあります。しかし、新聞のような実用記事としては、そうしたあまり実用的な意味のない定義や、あまり一般的でない事前知識を要求するような記述は避けるべきでしょう。

この混乱は、「学術用語にはない」という話が挿入されているために生じます。もしもそこを強調したかったのであれば、いったん文を切るべきかもしれません。可能なら、もっと言葉を補うべきでしょう。

■第1段落の修正を試みる 1
修正すべきほどの問題とは思えないと言いながらも、もっとわかりやすくできるかもしれないので、修正するとどうなるかにチャレンジしてみましょう。

まず、長さを気にしないで、私の問題意識に沿ってまとめなおすと、こうなります。
(亀)マイナスイオンは学術用語ではありません。ですから、はっきりとした定義はありません。メーカーなどの説明もバラバラですが、「水や空気の小さな粒々に電子がくっついて、負(マイナス)の電気を帯びたものの総称」として用いられることが多いようです。

元の3倍です(^^;) 他の部分を削ってこの文を入れるほどの意味があるかと言うと、それも疑問です。
というわけで、以下は意図を損なわずに短くする練習です(^^;)

(a)マイナスイオンは、水や空気の小さな粒々に電子がくっついて、負の電気を帯びたものを総称した言葉です。ただし、これは学術用語ではありません。

(b)マイナスイオンという言葉は学術用語にはありません。学術用語の「×××」ならば、水や空気の小さな粒々に電子がくっついて、負の電気を帯びたものを総称した言葉です。

説明(a)が意図(1)に即した修正、(b)が(2)に即した修正です。
(a)は、学術用語ではないという説明が後から出て来るために、「なんによる定義なのか」は、あまり気にならないような文になっています。しかし、よく考えると「学術用語ではない」のならば何なのか(他の部分の説明は、なんによる定義なのか)がわからない、という問題もあります。これは読みやすいけれども、かえって正確な内容が伝わりにくい文と言えるかもしれません。
(b)は、勝手に自分の脳内から「もっともらしくなりそうな文言を探してくっつけた」ものです。こういう文の形であれば意味は通るものの、どうも元の文から離れ過ぎ、補い過ぎの可能性が高いです。実際に、当てはめることが可能そうな用語(陰イオン)を持って来ても、うまく整合しません。
そこでここでは、回答者の意図は(a)に違いないという前提で先に進みましょう。

また、先に述べたように「マイナスイオンがどんなものかは、説明する人によってバラバラ」という状況があります。まとめきれないからこそ、列挙しているのかもしれません。「バラバラなものを定義できるのか」という素朴な疑問にも対処したいところです。総称という説明にも疑問があります(上記のような総称として使われている場合もあるけれども、そうではない場合もあるためです)。

■第1段落の修正を試みる 2
上記の点を考慮した、第三の修正案を作ってみましょう。

(c)マイナスイオンは学術用語にはない言葉です。メーカーなどは「水や空気の小さな粒々に電子がくっついて、負の電気を帯びたものの総称」といった説明をしていることが多いようです。

意味の伝わる文としてはだいぶすっきりしたと思いますが、最初の文よりは倍にも長くなってしまいました。ひょっとすると、最初はこんな文だったものを整理部が無理に縮めて、今の文になったのかもしれませんね。
頑張ってこの文を元の長さ(55字)にまで短くしてみました。

(d)マイナスイオンには学術的な定義はなく、おおむね、負(マイナス)の電気を帯びた水や空気の粒の俗称と言えるでしょう。

大元の文と、ほとんど同じになってしまいました(爆)。
違いとしては、まず、どういう意味で使われているのかが減ってしまいました。これまで「水や空気の小さな粒々に電子がくっついて、負の電気を帯びたもの」には手をつけなかったのですが、そこを触るしか方法がなくなってしまったのです。ぼくは科学についての知識がほとんどないので、「負の電荷を帯びた電子をくっつけた水や空気の粒」を「負(マイナス)の電気を帯びた水や空気の粒」と言っちゃっていいのかなという迷いがありますが、エイヤといいことにしました。
また学術用語でないなら何なのだというわけで、「俗称」としました。こう言ってしまうと抵抗がある人が多いかなあ、とも思います。あ、それで元の文では「言葉です」なのかな。でもまあ、こんなところではないかなあ。

さて、長々といじって来ましたが、私の能力の問題もあるでしょうけれども、あまり得るところはありませんでした。こうしてみると、元の文章はやっぱりかなり上出来だったと私には思えます。

■終わりに
ここまでお読みくださった方、ありがとうございます。
科学記事などの場合は、実際にこうした検討が執筆者と編集者のやろとりとして交わされることは、珍しいことではありません。特に、マイナスイオンのように「なんだかはっきりしないために、扱いが難しいもの」の場合はなおさらです。
ここでは、記事での説明の内容自体は正しいという前提で、どう説明するかだけを検討していますが、実際には内容の正しさをめぐって、さらにあれこれと検討されることになります。

そんなことは百も承知だという方には、ほんとにお目汚しですいませんでした。
でも、もしも、これまでは「あの程度の短い説明なら書くのは簡単だろう」とお考えだったのならば、これからは「ひょっとすると、ここに書かれているような検討が加えられた末にたどりついたもののかもしれない」と考えてみていただけるようであればうれしく思います。

そうそう。「短いんだから原稿料は安くていい」なんていう編集者の方にもご理解いただければ、もっとうれしく思います(爆)


posted by 亀@渋研X at 12:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 「短い説明」についての長い考察−−(中日新聞「マイナスイオンの効能」を素材に)
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