2005年07月13日

怪しいオーディオ技術

きくまこ氏の掲示板で、オーディオ技術(と称されている)「クライオ処理」が話題になっています。
怪しいオーディオの極めつけは「波動スピーカー」とか「CDエッセンシャルウォーター」だと思っていましたが、まだ、いくらもあるんですね。

オーディオというか、「敏感な人には違いがわかる」ジャンルでは、自分が「人にはわからない違いがわかる人」だということは名誉なのですね。いや、「違いがわからないのは恥ずかしい」のかな。

オーディオアンプ内部のケーブルをしっかりとまとめたりするだけで音が変わるし(経験上、よくなるとは限りませんが)、アンプの基板上にあるパーツを端からちゃんと起こすだけで音が変わるらしい(これは僕にはわからなかった)ので、「へえ、そんなことで!」という事態に慣れちゃってる、ってこともあるのかなあ。

電気楽器用のケーブルやプラグでも、オーディオ用のケーブルなどでも金(ゴールド)が使われていたり、あるいはインシュレータや吸音材など「音質向上にいいもの」が真贋取り混ぜていろいろありますよね。
でも、信じる信じない以前に、自分で違いがわからないものに金を出す気にはなれないし、わかっても高かったらやっぱりイヤ<そこまでの価値と感じてない(^^;;

違いがわからないと恥ずかしかったり、盲目的に信じてしまう人は、やっぱりお金があったら買っちゃう人なのでしょう。当然、人にも勧める。あ、そうか、変な理屈のものをよくわからずに売っちゃう人のなかにも、同じ人種が混じっているのでしょうねえ。

あ。お酒もそうだなあ。一時、すごくいろいろなお酒を飲み漁って、「これがいい!」という酒しか買わなかったときがありましたが、ハタと、「別にソコソコの酒ならオレ、なんでもおいしいじゃん」と気づいたら、数千円の差がばかばかしくなって、安酒に回帰してしまった私(爆)
posted by 亀@渋研X at 10:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 怪しいオーディオ技術
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