2007年09月01日

mixi日記から:群棲する「星に願いを」

30年ほど前のSFマンガかB級ファンタジー映画かというようなお話が、いいオトナたちによって現実として語られている……。
(かめぞの日記 2007年07月20日18:46から転載)

「スターチルドレン」コミュ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=524669

なんか見てはいけないものを間近に見ちゃったみたいで引くなあ……。いや、自分はどっかの星や超古代から転生して来たとか信じている人たちが実在するとは知ってたんですけどね。同人誌業界のごく一部とかコスプレイヤーのごく一部にもいるらしいとかですね。なんかどっか半分ネタと言うかフィクションぽいように思っていたのは否定しないけど。

しかし、あれはだいたい10代後半とか20代前半でしょ? 子どもがいたりするようなオトナじゃなかったよね??
それが、我が子は「クリスタルチルドレン」「レインボーチルドレン」、私も「インディゴチルドレン」「スターシーズ」etc、etc……ああ、宇宙からの転生を告白している人もいる……。

信じてた若者がオトナになったから、こうなったのか? とも思ったけど、大元はメリケンの人みたいだからそうでもなさそう。こういう世迷い言は千年も前からありそうなもんなんで、今さらって感じなんだけど、なんでこの時代にあそこまで行っちゃうんだろう。
ひょっとすると、子どもの頃にSFとかマンガを読まず、オトナになって哲学にも宗教にも触れる機会がなかった結果、世迷い言の毒気にマトモに当てられたということなのか?
ナゾだ。

いや、確かにこの世は生きづらいです。理不尽です。んで「私はだれ?」「私は、うちの子は、どうしてこうなの?」という、絶対に答えの出ない根源的ともいうような不安や悩みがあったりするのは仕方ない。
だから、それに対する癒しにはなるのかもしれん。

いや、そうじゃなくて、そもそも「彼らが信じていることこそが真実」だったって別に構わん。構わんのだけど、これ、ある種の選民思想に簡単につながるような……。

あ、もうそれっぽいことが起きてる?

猫とあじさい
http://plaza.rakuten.co.jp/nekotoajisai/10001

うむむむ。おそろしいような……。


posted by 亀@渋研X at 05:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - mixi日記から:群棲する「星に願いを」
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック