2008年03月01日

「神の手」:善意への報酬

同じチェーンメールでも「神の手」みたいなものは、人の幸せを願うもので罪がないよね。

そう思っている方がいたら、下記を見せてあげてほしい。

ある掲示板の記録
http://kameo.jp/kaminote/

元はTrackFeedから見つけたものだ。ハンドルを変えて、神の手以外の画像は削除してある。

大きな悲劇ではないかもしれない。そうだ、ささいな行き違いだ。
しかし、小さくても、悲劇だ。同じことは、いまもあちこちで繰り返されているに違いない。しかも、終わりはないのかもしれない。


「そんなことを言うなら、お前が調べなければよかったじゃないか」という人がもしもいるなら、こう返事をするしかない。誰かは「なんだったのか」に気づいてそれをどこかに書く。「神の手」だって、ぼくが調べる以前にあの出所を知っている人がいた。そして、調べる方法がある以上は、誰かがきっと調べる。
「わざわざ知らせなければいい」「知らなければよかった」では逃げられない。気づいてしまう可能性はなくならないのだ。

そして、今回、「白人のお尻画像を加工したCGだ」という誤解も見た。あらゆる情報は、どこかで伝言ゲームのように、ねじれるのだろう。ねじってしまうのは、自分かもしれない。間違わないように必死に気をつけるにしても、その情報を見た人がねじってしまうことはある。それは避けられない。「知り合いしか見に来ない」はずの掲示板やブログだって、いつ、誰が見つけ出すかわからない。

昔から言うように「書いたものは、一人歩きをする」のだ。そのリスクは、物書きだけでなく、素人の日記だって同じだ。覚悟して書くしかない。「ネットは怖い」という話ではない。「人目に触れるところにものを書くのは怖い」のであり、ネットがどれほど手軽であっても、その怖さはテレビや大新聞、単行本、雑誌などと同じだ(注目度の差が、たいがいの場合はあるので、発覚しにくいだけだ)。しかも、いっしょに頭を下げてくれる編集者などは、いない。




先日、こういうサイトがあるのを知った。

チェーンメールは悪
http://break-chain.cycling.jp/
インターネットのルール

インターネットのルールは RFC というドキュメントにまとめられています.RFC 1855「ネチケットガイドライン」というドキュメントの 2.1.1「電子メールのガイドライン」の中で,チェーン・レターの電子メール版であるチェーンメールについて「インターネットで禁止されています」とはっきり書かれています.チェーンメールを送ると「あなたのネットワーク利用権を無効にされるでしょう」と,ネットワークでの死刑に相当する悪であるということを示しています.


明解。
現在のブロードバンド環境ではリソースを食いつぶすかもしれないということは、あまり重視されないかもしれないが(ぼく自身、そう思っていたところがある)、問合せなどが集中すればやはりサーバーを落とすなどの「攻撃」となるし、なによりも次のような現実がある。これはぼくも目の当たりにしていながら、忘れていた。
チェーンメールは一度転送され始めると完全に止めることはもう誰にもできません
(略)
同じ内容のチェーンメールをなんども繰り返し受け取ることを想像してみてください.相手にチェーンメールは止めて下さいと説明しても,また別の人がチェーンメールをあなた宛に送ってきます.

何度でも、いつまでも、同じ被害を生み続けるのだ。
もし,あなたがチェーンメールを誰かに転送してしまった後になってから,問題に気がついた場合はどうすれば良いでしょうか? (略)新たなチェーンメールを生み出すことはやはり悪です.あなたはチェーンメールを送りつけ,お詫びの一言もないと人から非難されるかもしれませんが,チェーンメールのお詫びをメールで送りつけるべきではありません.

いったん加担してしまったら、自分が「対策はないという現実」を引き受けるしかない、ということだ。


チェーンメールは、必ずと言っていいほど身近な知り合いから来る。しかも、善意を無下にすることは難しい。「やめれば」という話をするのも難しい。チェーンメールという言葉なんか、知らない人もいる。

だから、いっそ、こう言い直そう。

 無責任なうわさ話を信じてはいけません。
 うわさ話をするのは、お行儀の悪いことですよ。
 いっしょになってうわさ話をするのは、それを広める手助けをするようなものです。


オレハ、クチヤカマシイ乳母デスカ(T^T)
posted by 亀@渋研X at 17:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 渋研X的日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 「神の手」:善意への報酬
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