「世の中の知りたいこと」を大募集
視聴者の皆さんの「世の中の知りたいこと」を大募集します。
皆さんの身近で知りたいこと、モヤモヤしていること、解決したいことをどしどしお寄せください!!
採用された物は番組が責任を持って解決いたします!!
では、あたしたちの「身近」な「モヤモヤ」であるところの、ニセ科学やオカルト、スピリチュアル、イカれたチェーンメール、メディアの危うい姿勢などについて応募フォームから、質問してみるというのはどうだろう。
「採用された物は番組が責任を持って解決いたします!!」というのだから、ぜひとも採用されるべく、重くなく学問ぽくならず、小市民的な軽〜い疑問に仕立てなくちゃね!
どないだしょ?
タグ:メディア
もし、質問するなら「小市民的な軽〜い疑問に仕立てなくちゃね!」ってのは重要なポイントなんでしょうね。
けど、正直言っていまさら「さんま新教授」に「水伝はウソだよ」って解説されてもなぁって気もしてます。
石田は、たまたま偶然放送を見てたんですが、あのノリで「水伝はウソなんだ」「あの写真はこうやってデッチあげるんです」「へぇ」「ほぉー」とかの話をされても、根本的な解決には程遠いなぁって気もします。
たぶん、現状では「テレビで言うことなんか真に受けちゃダメ」って知識が普及するのが、最善なんじゃないかと、石田は考えてます。
この知識を普及させるためのネタとして、「あるある」は良い番組だったので、アレがなくなってしまったのは残念だと、石田は思ってたりもします。
ぼくが思い描いていたのは、先のエントリのコメント欄(3つめのコメント 2008年04月21日 08:21)で書いたようなことだったんですが、 水伝をはじめとする怪しげな言説の真偽というストレートな質問でもいいのかもしれません。
いや、スルーされるものはされるでしょう。なにがああいう人たちの琴線に触れるのか、あるいは琴線に触れたとしても番組でやる気になるのかは、正直にいうとよくわかりません。多少は見当がつきますが(ビジュアルがわかりやすくて、短い時間にまとめられて、制作費があまりかからなくて、視聴率が取れそうなもので、楽しそうで……とか)、でも、どういうものをそう考えてくれるのかとなると……売れる企画を出せない私なのです(^^)
そうでなくても、きっと日々たくさんの投稿があるのでしょうから、競争率だってすごいでしょう。ですから、無駄に終わるかもしれません。
ひょっとすると、組織票だと見破られなければ「こんなにたくさんの人が」と思ってやってくれるかもしれないけど、さすがにそれを狙うのは気がとがめるので「これこれを投稿しよう」とは呼びかけませんでした(^^)
>いまさら「さんま新教授」に「水伝はウソだよ」って解説されてもなぁ
そりゃあまあ、そもそも石田さんもぼくも、ああいう番組は見なかったりしませんか? で、どういう人がああいう番組を見るのか、よくわからなかったりしません? いや、わからないというよりも関心がないというか。
もしもそうなのだとすると、全然魅力的に思えなくても当然です。だけど、それと「あの手の番組が好きな人にインパクトを与えられるか」ということとは、おそらく別のことでしょう。
番組を見た人のうちの何人か、あるいはひょっとすると、番組を作るスタッフのなかの一人ぐらいが何かを学んでくれるかもしれない。
もちろん、仮に「水伝」を採り上げて検証しようってことになったとして、まさに「あるある」レベルの検証で、恥の上塗りをかましてくれるかもしれないけど。
>「テレビで言うことなんか真に受けちゃダメ」って知識が普及するのが、最善なんじゃないか
そうかもしれません。
ぼくはテレビをほとんど見ないので、個人的にはいっそなくなったっていいんですけど(^^) でも「全部ダメ」って話になると「いいのもあるよ」とか言いたくなりそうです。
確かに石田はああいう番組見ませんね。こないだ江本氏が出た場面を見たのは、本当に偶然でした。
けどじつわ、ああいう番組を見る人は割と身近にいます。しかも、細木とか江原にハマっちゃってる人や、ジュセリーノの予言に感心するような人まで居ます。
そういう人にテレビのインチキ手口を説明したりもしますが、納得する人も居れば、聞き流す人も居ます。江原信者の人とは、残念ながら会話が成り立たないことが多いようです。
ああいう番組で「水伝はウソだよ」ってやって、それで見た人が納得したとしても、その人たちが「合理的な思考のプロセス」の大事さを考えたりはしないだろうなぁ、って石田は考えてます。
見た人のごく一部でも、 WEB で「ニセ科学」とか「水からの伝言」とかのキーワードで検索して、うまいこときくちさんや田崎さんや apjさん のサイトにたどり着いたりすれば、効果はありそうです。けど、それが出来る人はもうとっくに「水伝」がデタラメなことくらい知ってるでしょうね。
亀さんご懸念の「あるある」レベルの検証番組で、かえって話をややこしくしてしまうなんてことも、実際ありそうで怖いですね。
>ああいう番組で「水伝はウソだよ」ってやって、それで見た人が納得したとしても、その人たちが「合理的な思考のプロセス」の大事さを考えたりはしないだろうなぁ、って石田は考えてます。
そうですね。
ああいう番組を好んで見えいる人は、よくて「うのみにする」、へたをすれば「ふん、もうこんな番組、見るのやめよう」と思って記憶にも残さない。
だけど、たまたまチャンネルを合わせたときに、安西さんでも安井さんでも菊池さんでも左巻さんでも、誰かがコメンテーターとして出て「こういうのがあってね」なんて話をしていたら、「あー、そういうヨタ話が広まってるのか」とか「なんかそういうことの批判をしている人もいるのか」とか、そんなふうに受け止める人も、何パーセントかはいるかもしれません。そこまでいかなくても「ニセ科学」「疑似科学」ってことばを知るだけでも、意味がないことはないかも。
ぼくがしているのは、その程度でも、ないよりはいいかな、というような期待です。
亀さんが期待されているようなことは、石田も少しは期待しています。先のコメントではまったく期待してないような発言になってますね。これは訂正させてください。すいません。
テレビでちょっと見かけたことがきっかけになって、そういうことに興味を持って WEB で調べる方も、きっと少しは居るでしょう。そんで、その比率が低くても、テレビってのは母数が巨大ですので、影響力はそれなりにありそうです。
以下余談です。
きくちさんの「視点・論点」はそういうきっかけになったはずですね。これと「さんま新教授」では見る人の層が違いそうではありますが。
ちなみに、石田がきくちさんたちの活動に気付いたのも、実はあの「視点・論点」から派生したものでした。
石田は「視点・論点」の放送は見なかったのですが、きくちさんの話した内容はテンプレートになっていろんなところでパロディが作られてました。
その中で、「ニセ脆弱性」にもじって見せたものを読み、「どうやらこの文章にはテンプレートがありそうだ」と思って探したら、文字に起こしたものを見つけて、それから興味を持つようになりました。
http://d.hatena.ne.jp/f_iryo1/20061221/shiten