発端はkiklogの憲法9条と911陰謀論、または安斎先生はどう考えておられるのだろう(追記あり5/2)だったりする。kikulogでは「なぜジャパン・スケプティクスの元会長でもある安斎育郎さんが代表をしている運動で、妄想まで許容されちゃうのか。というか、根拠に欠ける妄想まで持ち込んでは、護憲も9条を守ろうも、『あれも妄想仲間』ってことにされてダメになっちゃわないか」というような問題意識で起こされたエントリなのだと思うのだが、こちらはちょっと違う。
「9条を守ろう」という立場の多様性とか、運動論としてどう評価するかとか、「国民投票で9条改正されないとなったとき、現状(解釈改憲状態)が追認されたことになるのではないか」とか、さまざまな論点があるのだけど、そっちが主眼。で、これが混乱してない。
内容も興味深いのだけど、その態度がすてき。
互いに論点というか齟齬というか、そういう引っかかりを探り出して、どこが共通していてどこが違うのかを見極めながら話を進めようとしている。感心しました。注意深い対話は有用だなあ。Webでのコミュニケーションはどうのこうのとか言う人は、こういうのもなれ合いと言いたいのだろうか。
などと傍観者的に言っていてよい話題ではないので、後で(夜にでも)ちょっと自分の立場を書いてみる。
タグ:陰謀論