2008年06月06日

ニセ科学批判や懐疑主義の元になった体験

さっき、はたと気づいた。というか思い出した。
apjさんのところに「ニセ科学掲示板:一般用」ってのがあって、「みなさんの、ニセ科学批判や懐疑主義の元になった体験は?」というスレッドが立ったことがある。いや、いまもあるんだけど。

で、そこに以前(昨年?)、自分の場合を投稿していたのだった。
http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/psbbs/general/tree.php?n=62
http://www.cml-office.org/psbbs/general/tree.php?n=62
(サイトのお引っ越しでURLが変わりました)

読み返すだにかなり情けないのだが、なんでここが始まったかも書かれているので、記録としてコピペ。
[62] Re:みなさんの、ニセ科学批判や懐疑主義の元になった体験は?
Name: 亀@渋研X (HOME)
Date: 10/24 17:26
TAKESANさんちのエントリから来ました。
自分が懐疑論者だという自覚はないんですが、ニセ科学批判お笑い記事など作ってるものでちょっと考えてみました。かなり情けないなあ、と気付きましたが、まあ前半はひとつの事例にはなるかも(汗

ご他聞に漏れず小・中学生の頃はオカルト話や不思議な話が大好きでした。超能力も「あり」だろうと考えていたように思います。単に、成長の過程で「確かさ」を理解するようになっただけのような気がします。「好き」が高じていろいろ読んで行くうちにそれぞれの事例の「真偽」を気にするようになり、「どうすれば確認できるのか」を知り、またイカサマも知り……という感じですね。あえて言えば推理小説やSFが好きだったので理屈をこねるようになり、自分なりに「なにを調べれば、『事実だ』と確認できたことになるのか」なんて考えるようになったのが効いたということもあるかもしれません。apjさんと同様『暮らしの手帖』を好きで読んでいたことも関係あるかもしれませんが、ぼくに限って言えばあまりないような気がしますが。

批判に手を染めたのは……神の思し召しとしか思えません(爆)
確か、菊池くん経由で(1)マイナスイオン問題を知り、(2)水伝問題を知り、という下地ができたところに(3)水伝授業が子どもの学校に現れ、さらに(4)『ポピュラー・サイエンス日本版』リニューアルでなんか書かんかと水を向けられたときに、単発のつもりでマイナスイオンの話をしたら連載ということになった……というような流れです。「ようし、これからはニセ科学批判をやるぞ!」というような決意はした記憶がありません(^^;;
確かオカシな話はいろいろあったはずなので連載でも耐えられるだろうとは当初から思っていましたが、菊池くんが「オレにもなんか噛ませろ」と言ってくれたり、「これやってくれ」と声がかかったりもしたおかげで、あまり苦しまないで済みました(書くのは毎度苦しんでいますが)。
ネットでもやり始めたのは「せっかく連載やってんのに、ネットを使わないのはもったいないだろう」というぐらいの気持ちで(汗

改めて書いてみると、かなりスーダラな話で、懐疑論者どころか「ニセ科学批判者」と名乗るのもためらわれますね(大汗

まるで単に宣伝に来たみたいですが、そんなつもりはないんです!
posted by 亀@渋研X at 06:19 | Comment(2) | TrackBack(0) | そもそも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - ニセ科学批判や懐疑主義の元になった体験
この記事へのコメント
 済みません。ニセ科学板も移転です。
 昨日移転させて、移転先に飛ばすのを忘れていたので、さきほど情報を追加しました。
 どうも、不特定多数が書き込める掲示板等を大学に設置した場合、学外からの荒らしには対応できても、学生からの荒らしに対応するのが難しい(∵対等な立場で責任を負わせるのが不適切な結果を招くことがある)というか……。
Posted by apj at 2008年06月10日 21:37
こちらにも、わざわざすいません。
本文中のURL、修正します。

#あ、このコメントもリンクが出ていない(汗

Posted by 亀@渋研X at 2008年06月12日 12:01
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