2008年05月17日

【種】疑う、調べる、考える。順番とバランス

懐疑主義者を自認するおふたりが、(ご自分たちの)懐疑主義についての解説をアップされた。

あなたが懐疑主義だと思っているものは懐疑主義ではない(Skepticism is beautiful 2008-05-16)

興味とか紹介とか(ASIOS公式ブログ 2008年05月16日)

同じ日の記事なので続けざまに読んだ。
これをシンクロニシティと (。_・☆\ ベキバキ

とってもおもしろいだけでなく、示唆に満ちている。
さわりだけ紹介しよう。

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タグ:懐疑主義
posted by 亀@渋研X at 03:30 | Comment(1) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】疑う、調べる、考える。順番とバランス

2008年05月14日

【種】検索の練習

大した話じゃないんですが、前に「どうやって、あの記事を見つけたんですか」とかって聞かれたことが、何度かあったなあ、なんてふと思い出したので、日頃やっている方法についてちょっとメモしてみます。
まあ、「なんだ初歩じゃん」な話が多いのですけどね(^^;;

きれいな日本語意識高まる 旺文社の小中高校生調査 - MSN産経ニュース

という報道がありました(TAKESANさんちのこの記事で知りました)。で、この記事に対する世間の反応を知りたいなあと思いました。

そういうとき、なにをどうしているか、って話。

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タグ:検索
posted by 亀@渋研X at 00:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】検索の練習

2008年05月12日

【種】ASIOS:気功で人を倒せるのか

気功で人をバタバタと倒したりするパフォーマンス、ありますよね? 「遠当て」っていうんですか?

「それって、なんかおかしいんじゃない?」

と考えた人がいました。で、有段者に実際に技(?)をかけてもらいました。
結果はどうなったでしょうか?

という話がASIOSの、先日始まった公式ブログに出ている。

気功で人を倒せるのか(ASIOS公式ブログ 2008年05月07日)

結果はリンク先をどうぞ。


タグ:ASIOS 気功
posted by 亀@渋研X at 10:54 | Comment(5) | TrackBack(1) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】ASIOS:気功で人を倒せるのか

2008年04月22日

【種】子どもとおとなのための

mixiの日記から。
超ディープな児童向け学習誌! 『週刊しゃかぽん』って何だ?(R25.jp)

うーん、これを知らなかったのは、なんだか悔しい。

『かがくる』
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=7235
『かがくるプラス』
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=7981
『しゃかぽん』
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=9240
『かがくるアドベンチャー』
http://publications.asahi.com/ecs/40.shtml

息長く続いていますね。

情報によると、皆神氏による「超常現象ファイル」なんかもあるとか。
おとなも子どもも楽しめて、かつ勉強になりそうです。
こういう本、いいですね。
posted by 亀@渋研X at 14:19 | Comment(1) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】子どもとおとなのための

2008年04月11日

【種】「根拠を示す」の意味を勘違いしている人っているよね

全国学力調査、学校ごとに公開中(Slshdot Japan 2008年04月11日)

上記でのコメントの応酬を見た。
ささいな、ありがちな行き違いに過ぎない。「根拠を示す」というのが、なんのためにどうすることなのかがわかっていないらしい人がいた、というに過ぎない。しかし、マスメディアにおいても同様の勘違いが多いと思われる。そこで、あえてエントリにする(実はあっちにコメントしようかとも思ったのだが、仕組みがよくわからんくて、ここに投下することにした)。

まず発端のコメントA(#1328122)はソースについてなにも言及せずに、あたかも結論は自明であるかのごとくに意見を述べた。
それに対するコメントB(#1328139)は「本当?それ本当?」と真偽を疑うコメントとともに、自分の意見を書く。その際に、自分の感覚や個人的な体験に基づく意見であることを明示した。
コメントBに対してコメントC(#1328179)は「意地悪なレスポンス」「無視された方がよいと思」うとして、次のような評価を示す。
これ反論になっていませんよね。「ただ自分がそう思う」以外何の情報もない。
Cは引き続き、コメントAの内容を支持する研究成果をソースとして示している。

さて、コメントBは無視されてしかるべきものなのか? それはなぜか? ちょっと考えてみてほしい。


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posted by 亀@渋研X at 20:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】「根拠を示す」の意味を勘違いしている人っているよね

2008年04月10日

【種】視点・論点(Web版)はじまる

「はじまる」と言っても、3月から始まっていた模様。

解説委員室ブログ:NHKブログ | 視点・論点
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/

TAKESANさんちのコメント欄で、たかぎFさんのコメントで知りました。

今のところは3月放送分から4/4までの放送分までかな。ぼくは4/9の斉藤環さんを待っているところ。スタジオパークとかいろいろ載っていて、「視点・論点」の更新だけRSSを取得するっていうわけにはいかないみたい。ちょびっと残念。

22:45追記:
とか言ってたら出てました。

解説委員室ブログ:NHKブログ | 視点・論点 | 視点・論点 「誰でもよかった」精神科医 斉藤環(2008年04月09日)
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/8078.html
タグ:視点・論点
posted by 亀@渋研X at 09:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】視点・論点(Web版)はじまる

2008年03月06日

【種】Science For All American

コメント欄やぶいぬさんに教わった。下記のプロジェクトが始動している。

今すぐ自分がなにができるかはともかく、原典およびプロジェクトをご紹介しつつ、賛意と応援の表明。

Science For All American勝手に翻訳プロジェクト、協力者募集のお願い(幻影随想)
アメリカが1980年代から推進中の科学教育改革プログラム"Project2061"において提出された報告書です。
内容は、アメリカ人が身につけるべき科学の基本的教養の定義と、どうやってそこにたどり着くかという具体的な教育計画のマイルストーンをまとめ上げたものです。
(略)
この本はタイトル通りアメリカ人に対して書かれたものではありますが、科学に対する考え方、理科教育に対する意見など、非常に良い内容で日本人が読んでも十分過ぎるほど為になります。
特に理系の教育者であれば、一度は目を通しておくべき内容だと私は考えます。
詳細はリンク先をお読みいただきたいが、この報告書を、よってたかって翻訳しようというプロジェクト。

まずは果敢な挑戦に着手されたことにエールを送りたい。気持ちは「わー、ぱちぱちぱち。ぴゅーぴゅー」なのだ。

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posted by 亀@渋研X at 15:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】Science For All American

2008年03月04日

【種】科学とかそのへんの「名言」集

完結しましたねー。

科学とかそのへんの「名言」1/42/43/44/4+15/4+1(『digital ひえたろう』 編集長の日記★雑記★備忘録 2008年2月23日〜3月3日)

含蓄のある言葉や、ストレートパンチな言葉、えっ?と考えさせてくれる言葉がたーくさん。勉強になります。

4回のはずが5回に増えちゃって、どうもお疲れさまでした。 m(_ _)m。
posted by 亀@渋研X at 02:32 | Comment(1) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】科学とかそのへんの「名言」集

2008年02月17日

【種】ジェームス・ランディ「カルロス事件」

オーストラリアのメディアを震撼させた「カルロス事件」をご存知だろうか? 数日前にテレビでやったらしいのだが、ぼくは知らなかったんで、ちょっとググってみた。

#284 隠し事・ウソ スペシャル」(ザ!世界仰天ニュース 2008年2月13日 魚拓

快哉を叫びたいような「とんでもねえ話」だった。
簡単に言ってしまうと、こんな話。

1988年、オーストラリアにこつ然と登場した霊能力者ホセ・アレバレズ。さまざまな不思議な能力を発揮するホセと彼が呼び出す霊「カルロス」に、メディアも視聴者も熱狂した。
しかし、間もなくその霊能者は自ら正体を明かす。彼は霊能者でもなんでもなかった。ベテラン・マジシャンで懐疑主義者として知られるジェームス・ランディが、ホセを霊能者として振る舞えるように仕込んだだけだったのだ。

彼らの目的は、「大衆やメディアがいかに騙されやすいかを証明する」ことにあったのだ。

ランディは非難されるとこう語ったという。

「アメリカに1本確認の電話をすれば全てが嘘だとすぐに分かるような簡単なウソ。でも誰一人として確認をしなかった。騙されるマスコミも非難されるべき」


ランディたちの用意したウソは、ごく底の浅いものだったのだ。周到に用意したのは「見ただけではマジックと見破れないようにふるまう」という点だけだろう。
メディアに少しでも関わる者であれば、このケースでのメディアの責任については反駁できまい。

「仰天」では、番組の終わりにゲストが「不思議なものがあることを信じたい」といった主旨の発言をしていたという。バランスをとるつもりだったのか、感傷なのかわからない。が、こうした番組で、なんの留保もなくそうした発言をするのは不用意ではあろう。
しかしそれでも、こうした番組が放映されることは歓迎したい。単にマンネリを避けるためだったのだとしても、あるいはランディを悪役にしたかったのだとしても、ね。

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posted by 亀@渋研X at 12:41 | Comment(8) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】ジェームス・ランディ「カルロス事件」

2008年02月13日

【種】殺人発生数、戦後最低を記録

平成19年(2007)の殺人発生数は戦後最低(少年犯罪データベースドア 2008年02月12日)
2/1に警察庁が去年の犯罪統計を発表したんですが、殺人の認知件数は1,199件で平成3年の1,215件を下回って戦後最低を記録しました。
検索した限りでは新聞はどこも報道していないようなんですが、テレビでもあつかってないでしょうか。これは大ニュースだと思うのですが。
(略)
情けないことに、ブログでも記している人が見つかりません。ウェブ上の人々はジャーナリストと同じくらいの低レベルだということなんでしょうか。ウェブにアップされてる警察統計さえたどりつけない方が、マスコミ批判とかしているわけです。(以下略)
まったく面目次第もない。

恥ずかしながら、報道されたことについて一次資料を調べようとすることはあっても、ブログ記事のために自分からデータを探すというところまでは、ボクの頭は回っていなかった。いや、商売の原稿を書くときでも、そこまで積極的だったことは……報道には出てこないような話題のときだけ、だっただろうなあ。まずは過去の報道をくっていたと思う。
いや、治安や警察統計についてそこまでの関心を持っていなかったと言ってしまえばそれまでなのだが。

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posted by 亀@渋研X at 09:29 | Comment(9) | TrackBack(1) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】殺人発生数、戦後最低を記録

2008年02月11日

【種】科学知らずがニセ科学商品を見抜く法

その、ニセ科学wiki(正式名は、きっと「ニセ科学批判まとめ %作成中」)に、「○○はニセ科学商品ですか?」という記事がある。

見分け方に関するいくつかのお役立ちページへのリンクとともに、たかぎFさんによるコメントが紹介されている。リンク先ももちろん役に立つのだが、このたかぎFさんのコメントが、ボクとしては「我が意を得たり」なので紹介しちゃう。


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posted by 亀@渋研X at 23:12 | Comment(1) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】科学知らずがニセ科学商品を見抜く法

【種】ニセ科学批判のFAQ

ニセ科学wiki経由で、わかりやすいFAQを発見。

ニセ科学批判のFAQ(ダメプログラマーのお勉強 2007/3/6)

うわあ、1年ほど前のエントリだ。不覚。


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posted by 亀@渋研X at 22:43 | Comment(2) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】ニセ科学批判のFAQ

【種】書く前に調べる

仕事だの雑事だのにかまけていても、世間は動く。A-WINGさんが、こんな便利なものを作っとったとです。

ニセ科学批判批判のための検索(仮)(A-WING::Frog is not Blog 2008/02/10)
検索範囲には、主観ではありますが、ニセ科学関連のやりとりが活発に行われていると思われるサイトを選んでいます。


2/12追記:上記は紹介記事で、ブックマークするなら、こっちがおすすめ。 http://www.infosakyu.ne.jp/~ayame/ss.htm

ニセ科学問題関連サイトの横断検索ですな。エンジンはgoogle。カスタム検索って機能を使ってるみたい。

いわば「書く前に飛べ!@ニセ科学」だわさ(なんだそれ)。

調べもの、自己批判、脳内言説のチェックにもってこいでおます。さあ、今日からは、ニセ科学(疑似科学)についてなんか書こうと思ったら、まずここで検索できるぞ!

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posted by 亀@渋研X at 22:28 | Comment(8) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】書く前に調べる

2008年01月16日

【種】錯視ムービー4題

かつてmixiの日記で採り上げていたものを少しアレンジ。

毎度ながら「人間の感覚って、アテにしすぎちゃいかんよね」ということでもあり、「不思議って、別に超自然に求めて探さなくても、人体にいくらでもあるよ」ということでもあり。

▼おじさん、その木枠、あれ? 二次元? 三次元? ふんぎゃあー!?
http://jp.youtube.com/watch?v=WvVfcyVCdNA
Bill Nyeって有名な人の番組らしい(http://en.wikipedia.org/wiki/Bill_Nye)。YouTubeにもいっぱい動画がある、

▼単に「ありのまま」に撮っただけなのに変。

http://jp.youtube.com/watch?v=jIpdajUHVtI
有名なペーパークラフト・ドラゴン(視線を追いかけて首を振る)と同じですね。でも不思議。

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タグ:錯視 錯覚
posted by 亀@渋研X at 05:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】錯視ムービー4題

2007年12月29日

【種】体に関する都市伝説

TAKESANさんちの「分けて考えてみる」コメント欄でちょっと話題になって思いだしたので保存。

どの世界にも言い伝えや都市伝説みたいなもんはある、という話だと思うといまさら取り立てて言うほどのことではないと思えなくもない(そういえば、医学都市伝説っていう超有名サイトもある)。んでも、そういうことを知らないか、知っていてもうっかり忘れてしまう、ということもまたある。

暗い所で本「目悪くなる」 医学的根拠ない、と米チーム(朝日新聞 2007年12月25日)(魚拓

下記が、どれも根拠のない言い伝えだったという話だ。
・1日にコップ8杯以上の水を飲むのがよい
・私たちは脳の10%しか使っていない
・毛やつめは、私たちが死んでからも伸びる
・暗いところで本を読むと目が悪くなる
・七面鳥を食べると眠くなる
・携帯電話は病院の医療機器に影響する

魚拓では表が消えているので、以下にコピっておいた。

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タグ:都市伝説
posted by 亀@渋研X at 13:59 | Comment(1) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】体に関する都市伝説

2007年12月23日

【種】ニセ科学に関連する解説サイト

ブログってのは、カテゴリー分け機能を備えているから辞書的・解説書的にも使えるようになるんじゃないかと思ったりもするのだけど、そのように書かれなければちっとも辞書的にも解説書的にもならない。書籍や辞書を書くように書けばいいんだけど、思っててもわかってても、そうしなければそうならない(なにを言っておるのか)。ま、このブログがいい例だ。

その点、下記の3つのサイトは、使われることを念頭に置いて始まった。今後が期待できるだけでなく、すでに使い出のあるものになっていると思う。
いや、もちろん、ほかにも優れたWebサイトはいろいろあるんだけどね。これは、最近知ったもの。ボク自身のための備忘録を兼ねてってことで。

ニセ科学批判まとめ %作成中
http://www39.atwiki.jp/cactus2/

Skeptic's Wiki
http://sp-file.qee.jp/cgi-bin/wiki/wiki.cgi

ASIOS - 超常現象の懐疑的調査のための会 -
http://www.asios.org/

そっか。このエントリ、こういうサイトを集めたリンク集として更新していく手もあるか……。んー、できればそうしよう。
posted by 亀@渋研X at 03:28 | Comment(11) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】ニセ科学に関連する解説サイト

2007年12月19日

【種】〈ICU「科学史フォーラム:ニセ科学問題」〉のプレゼン画面

以前のエントリICU「科学史フォーラム:ニセ科学問題」(2007年05月19日 チューター:菊池誠)のときのプレゼン画面の写真を、なんとか見られるようにしてみた。今さらかもしれんけど。前にきくまこ氏に「やっていい?」と聞いたときにはダメと言われなかったもん。

「ニセ科学問題」写真レポート不完全版(ICU「科学史フォーラム:ニセ科学問題」2007/05/16)
http://kameo.jp/20070516/

ただし、「不完全版」の名の通り、このデータは完全収録版ではない。主に次の問題がある。
・途中で撮り損ねている=欠落している画面がある
・途中までしか撮れていない(バッテリーが切れたんだか容量がいっぱいになったんだか)
・ピンボケ写真は勝手にテキストを起こして入れた
その他いろいろ。

1コマずつクリックして読み進めるスタイルなので、読むのは面倒かもしれないのだけど、ないよりはましだろうと思うことにした。
posted by 亀@渋研X at 00:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】〈ICU「科学史フォーラム:ニセ科学問題」〉のプレゼン画面

2007年12月12日

【種】芹沢文書「覚えておきたい、ニセ科学リスト」の読み方

芹沢文書さん(いや、DocSeriさんが正しいのかな……)の「妄想科学日報」に掲載された「覚えておきたい、ニセ科学リスト」が2週間ほど前にネットの一部で大きな話題を呼んだ。はてなブックマークに並んだ膨大なコメントがそのインパクトを語っている。

はてブを見てもわかるように、このリストには賛否ある。けれども、ぼくは「ニセ科学対策教材の種」としては、なかなか完備した「一連の文書の一部」だと考えている。
で、どう紹介しようかなあなんて考えながらページを上がったり下がったり、ほかの記事を読んだりしていて、このリストのあり方や読み方自体がニセ科学対策学習だなあ、単品で見るから誤解するっていう側面もあるよなあ、やっぱりひとまとめに紹介するのがいいなあ、なんて思うので、このエントリを書く。

とっかかりは、リストの末尾にある「関連エントリ」としてリンクが貼られている項目。ていうか、以下に挙げているのはそれだけです。もちろんほかにも示唆に富んだ記事が「妄想科学日報」にはたくさんある。でも、下記の記事を読んでからほかの記事を読むと、ムダに遠回りしないで済むよ、とぼくは思う。

というわけで、「主要な芹沢文書(ニセ科学関連)はどういう順に読むのがよいか」というのがこのエントリの主旨。以下、ぼくの考える順番。

亀@渋研Xの推奨する順番:
 1.ニセ科学の見分け方(妄想科学日報 2007-04-26)
 2.正しい懐疑マニュアル(妄想科学日報 2007-06-20)
 3.覚えておきたい、ニセ科学リスト(妄想科学日報 2007-11- 28)
 4.陰謀論と懐疑論の違い(妄想科学日報 2007-02-20)

まず考え方を知り、その使い方を読み、事例に触れ、最後に実用・実践編、とまあ、そういう具合に並べたつもり。

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posted by 亀@渋研X at 11:44 | Comment(1) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】芹沢文書「覚えておきたい、ニセ科学リスト」の読み方

2007年11月03日

【種】「誤謬」のパターン

論理学では論理的な誤りについての考察が延々と(2000年ぐらい?)されていて、アリストテレスの昔からその分類も行われている。Wikipediaにそのパターンが列挙されていた。

誤謬 - Wikipedia

誤謬というのが論理学の用語で、形式的誤謬と非形式的誤謬があって、なんてことはこの記事を読んで知った。
例が多数挙げられており、大変におもしろい。「なんじゃそりゃ」という噴飯ものから「それ、どっかで見たぞ」「これはやっちゃいそうだな」「これやられたら見抜けないかも」というものまでいろいろ。

なお、Wikipediaには後述のような関連項目もある(一部、どういうわけか「経済学の用語」で「論理学でも同じ意味で用いられる」なんて説明があって吹き出しちゃうけど。まあ、Wikipediaなので)。

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posted by 亀@渋研X at 17:33 | Comment(3) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】「誤謬」のパターン

2007年10月18日

【種】『議論のルールブック』

岩田宗之『議論のルールブック』(新潮社新書)
http://www.shinchosha.co.jp/book/610236/

帯に「ネットはなぜ炎上するのか? 議論を因数分解→アタマがスッキリ!」とあるけれども、別にネット上での議論のことだけを扱っているわけではない模様。

実はこれ、以前ここで紹介したサイトが書籍化されたもの。今回も前回と同様たけくまメモで知りました。
たけくまメモには目次も紹介されています。ニセ科学対策的には
2 インチキ理論を振り回す人たち
   インチキ理論にはパターンがある/インチキ理論のパターン/科学絶対主義の問題/インチキ理論への対処法
あたりがお役立ちなのではないかと思う。
タグ:ニセ科学論
posted by 亀@渋研X at 22:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】『議論のルールブック』
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