2007年09月28日

【種】目を疑う

Safari001.jpgGigazineの「路上に描かれた立体的なトリックアート」(2006年12月22日)という記事を見た。

人間の目がいかにアテにならないかを楽しく知るためには錯視ってのもあるけど、トリックアートってのもあったなあ、と思い出した。

記事で紹介されているのはJulian Beeverというアーティストの路上作品(しかもチョークで描いているそうなので、雨が降ると消えるわけだ)。路上にどでかいコーラの瓶が転がっていたり、深い穴が空いていたりするように見えるのだが、実はそれは立体的に見える絵です、というモノ。画面キャプチャでもわかると思うけれども、角度を変えて見るとまったく立体画像には見えない。

ご本人の公式サイトはこちら。
http://users.skynet.be/J.Beever/index.html

トリックアートでググるといろいろ出てきます。YouTubeでJulian Beeverで検索すると制作風景も見られます。


タグ:錯覚 錯視
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2007年09月14日

【種】「OL進化論」で学ぶ思考の技法

道田泰司・ 宮元博章・ 秋月りす『クリティカル進化(シンカー)論―「OL進化論」で学ぶ思考の技法』北大路書房 (1999/04)
http://www.amazon.co.jp/dp/476282139X

TAKESANさんちの「批判的思考を鍛えるために」というエントリのコメント欄でドラゴンさんが紹介し、PsueDoctorさんも推奨していた本。

こ、これはおもしろそうだ。というのもなんだか動機不純ですが(^^;;

2007.9.21追加:
元ネタのTAKESANさんちで関連エントリが増えているのでご案内。

クリシンのことか――――っ!!!(2007年9月19日)
同じ出版社の、同じシリーズの書籍が紹介されています。

SEARCH(2007年9月20日)
同シリーズ中の『クリティカルシンキング 不思議現象篇』から検証(SEARCH)公式というものが紹介されています。

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posted by 亀@渋研X at 04:08 | Comment(6) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】「OL進化論」で学ぶ思考の技法

2007年08月16日

【種】『幽霊を捕まえようとした科学者たち』

2007/12/18:カテゴリー「ニセ科学対策教材の種」から、新設した「スピリチュアル/オカルト」に移動。と思ったけど、タグを付けることで対応することに方針変更。新カテゴリはヤメ。なにやってんねん、おれ。

心霊現象や超能力、超自然現象などについて非科学的といった態度をとると「科学で解明されていないものを一刀両断して捨ててしまう『科学万能主義者』」といった批判にさらされることがある。
では、科学は最初からオカルトをまともに相手にしなかったのか。実は、必ずしもそうではない。否定的な意味ではなく心霊現象に科学の光を当ててみようとした人が、科学的に実証できるのではないかと取り組んだ人がいなかったわけでは決してないのだ。
そうした事情を雄弁に語る本が現れたようだ。

書評:デボラ・ブラム『幽霊を捕まえようとした科学者たち』文藝春秋(読売新聞 2007年7月9日)
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20070709bk06.htm

同書は、心霊現象を肯定的に解明しようと取り組んだ科学者たちの営みを紹介している本のようだ。評者・川出良枝(東京大学教授)によると……
19世紀後半の欧米でも[亀註:現代と]似たようなブームが巻き起こった。霊媒師が人気を博し、各地で降霊会が催されたというのだ。面白いのは、そういった超自然現象を「科学では割り切れないもの」とみなすのではなく、まさに科学によって解明していこうという機運が高まったことである。(略)心霊現象の一切を頭ごなしに否定する科学者たちに対抗し、死者との通信やテレパシーや空中浮揚の実在を証明するため、大まじめで大がかりな実験や調査がなされたというのである。


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posted by 亀@渋研X at 08:02 | Comment(0) | TrackBack(1) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】『幽霊を捕まえようとした科学者たち』

2007年07月18日

【種】新書で「実用としての哲学」に触れる

最近、続けて2冊の新書を読んだ。「読んだ」と言えるほどちゃんとは読んでないんだけど(汗

1冊は小林和之「おろかもの」の正義論』、もう1冊は伊勢田哲治哲学思考トレーニング』。どっちもそれなりに名著として有名みたいなのですけど、読んでなかったんですよ。あっ、どっちもちくま新書だ。

このエントリの標題には「実用としての哲学」なんて書いたけど、別の言い方をするなら、「考える」という技術についての本と言ってもいい。どちらも現代の実社会の問題を例題として扱ったクリティカル・シンキング(批判的思考法)についての入門的かつ実践的な本だと言っていいと思う(小林さんはクリティカル・シンキングとは書いてないけど)。

「ニセ科学にやられない力」は理科的知識だけではない、ということがわかる本でもある。

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2007年07月17日

【種?】投影性同一視

先日、「患者への対応」でググっていて発見。

境界例の治療技法 6 患者への理解と対応:投影性同一視による操作
http://homepage1.nifty.com/eggs/iryou/gihou/projectiv_id.html

境界性人格障害ってやつの話だと思うのですが、自分を他者に投影してしまって、その投影された自分自身を批判したり嫌悪するということがあるのだそうです。外見上は、患者が誰かを批判しても、それは誰が見ても批判者自身の欠点であって「それをお前が言うな」なんて思われるような事態になったりするわけです。
一般化してしまってはいかんのでしょうけれども、「お前が言うな」状況は、しばしば見かけますよね。そんなせいもあって気になるフレーズがたくさん出てきます。
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posted by 亀@渋研X at 18:00 | Comment(4) | TrackBack(1) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種?】投影性同一視

2007年04月20日

【種】『七時間目』シリーズが問いかけるもの

一部で話題の藤野恵美『七時間目のUFO研究』の素敵な書評を発見。
児童書読書日記」さんの■[児童書・国内]「七時間目のUFO研究」(藤野恵美)(2007-04-17)。
評者yamada5さんの作品評価とは論点がずれてしまいますが、後半は疑似科学・オカルト・ニセ科学などに依存してしまう心理の一面と、それが何を意味するかを端的に言い表していると思います。

「七時間目」でブログ内を検索するとシリーズのほかの巻についても読むことができます。このシリーズ、健全な懐疑主義を養うためにすべての学校の常備図書にしてほしいと思ってしまいました。
同ブログでは、カテゴリ評論・研究書を中心に他のエントリもあれこれと読んでみましたが、yamada5さんの書評は、抑制の利いた筆致でとても安心して読めます。
児童書主体なので、言及されている本で読んだことがあるものはほぼなかったのですが、おそらく的確な紹介になっているに違いないと思わされました(「12歳からの読書案内」と「12歳からの読書案内 海外作品」、買っちゃおうかなあ。いや、図書館にリクエストするのがいいかな)。

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2007年01月22日

【種】「エピデンスの読み方」

kikilogだったと思うのだけど、下記の記事が紹介されていました。

Tsubono Report:エビデンスの読み方7:健康情報を評価するフローチャート
http://www.metamedica.com/news2001/howto07.html

いわば「その健康情報が信頼できる内容かどうかの見分け方」の記事。メディアリテラシーの一種と言ってもいいのかも。

ちなみに、エピデンスって知らなかったのでググってみたら、論拠とか科学的根拠って意味らしいです。

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posted by 亀@渋研X at 03:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】「エピデンスの読み方」

2007年01月21日

【種】重い物体と軽い物体はどっちが先に落ちるか

納豆の話題で口が粘るので口直し。

前野[いろもの物理学者]昌弘のページ:重い物体も軽い物体も同時に落ちるって本当?
http://homepage3.nifty.com/iromono/PhysTips/fall.html

いやははは、これは頭の体操だ。式は途中で追っていけなくなってしまいました(><) が、なにを言っているのかはわかる。おもしろい。

重要だと思ったのは、後段にある2つの質問と回答。これがニセ科学対策教材になるかもと思ったのは、むしろこの展開のせいかもしれない。

教訓:設問の設定は重要だ。そこをうっかり誤って曖昧にしちゃうことって、ありそう。なによりも、そこを突いた指摘に対して真摯でなかったら、前野先生はニセ科学に足を踏み外しかねなかったのかと思うと(途中の式がぼくにはわかんなくなってるから余計に?)ドキドキします(^^;;

こっちの日記の1月9日に、更新の経緯が書いてあって楽しいので一緒にお読みください。
http://homepage3.nifty.com/iromono/diary/200701A.html#09
posted by 亀@渋研X at 14:24 | Comment(1) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】重い物体と軽い物体はどっちが先に落ちるか

2007年01月18日

【種】あまり考えずにとりあえずメモ

自分でこういうコメントも書きつつ、でもいまんとこ、ガードが甘くてもいいや、とメモを増やしておく。
って、それだけでもなんなので、カテゴリ「ニセ科学対策教材の種」の記事については、忘れなければ標題の頭に【種】とつけておこう。

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posted by 亀@渋研X at 01:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】あまり考えずにとりあえずメモ

2007年01月17日

【種】ランダムの偏り

「ランダムらしく見えるもの」と「本当にランダムなもの」は違うねん、というお話がある。こういうネタは、そのままでだまされないために役に立つかというと、そうでもないかもしれない。でも、「自分には思い込みがある」とときどき思い出すのは、だまされない役に立ちそうだ。

こなみ日記:星空を作る
http://www.cs.kyoto-wu.ac.jp/~konami/diary/?date=20060927#p03

インタラクティブ・サイエンス・コラム:でたらめ
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi//ISC/detarame.html

「でたらめ」は、今はなき『Mac User/Japan』の連載「インタラクティブ・サイエンス・コラム」に掲載されたもの(1996年8号)。ほかに「科学と科学のようなもの」などという記事もあり、いろいろ見ていると面白い。

連載の親玉(だったと思う)の田口さんのサイトにあるコーナーはこちら。
http://www.granular.com/ISC-J/

きくまこ氏のサイトにあるコーナーはこちら。
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi//ISC/

相互補完的に見ないと、リンク切れなどもありそげ。
posted by 亀@渋研X at 19:10 | Comment(2) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】ランダムの偏り

【種】カテゴリ:ニセ科学対策教材の種

KIKULOGで、こういうコメントこういうコメントを書いた。
というわけで(手抜きだ)、その手のものを見つけたらメモっておくカテゴリ「ニセ科学対策教材の種」を作った。
発芽しないかもしれないけど、気にしない。とりあえずメモだ。

まずはkikulogの「惑わされないための練習問題」。

設問:
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1126449378

正解:
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1126449378#CID1126548728

重要な解説や指摘(前後も読むとなおよいかも):
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1126449378#CID1126494811
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1126449378#CID1126521448
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1126449378#CID1126530812
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1126449378#CID1126540065
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1126449378#CID1126585603
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1126449378#CID1126577948
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1126449378#CID1126702650
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1126449378#CID1126751887
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1126449378#CID1126876138
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1126449378#CID1126928135
posted by 亀@渋研X at 19:04 | Comment(5) | TrackBack(0) | ニセ科学対策教材の種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 【種】カテゴリ:ニセ科学対策教材の種
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