神戸大学病院発熱外来の「発熱外来を受診された患者さんへ」と「自宅療養中の健康管理方法について」。
具体的ですばらしい説明だと思います。発熱外来の目的も書かれているし、ブコメでも言われているように、患者の気持ちへの配慮も行き届いてるし。
はてなブックマーク - 発熱外来患者さんへ : 楽園はこちら側
あと、児童生徒さんは、症状が治まったらお医者さんから登校許可をもらってね(そのときは、たぶん発熱外来じゃなくてもいいんだと思う)。
マスコミは、こういう情報こそ流してくれー。
続きを読む
2009/5/31
コメント欄でご指摘をいただき、「遺伝子検査」について加筆とか修正とか。
But one important factor may be the eclectic approach to health care in Mexico, where large numbers of people self-prescribe antibiotics, take only homeopathic medicine, or seek out mysterious vitamin injections. For many, only when all else fails do they go to a doctor, who may or may not be well prepared.
しかし、重要な要因のひとつに、メキシコでの医療や健康管理の混沌とした現状があるのかもしれない。メキシコでは、抗生物質を自分で処方する人がたくさんいるかと思えば、ホメオパシーの薬しか飲まない人や、或いは、怪しげなビタミン注射に頼る人さえ少なくない。多くの人にとっては、医者にかかるというのは、万策尽きた最後の手段でしかないのだ。その医者でさえ、頼りにならないことがしばしばあるのだが。そうなっちゃってからでは、いかにも遅いと思うんだけどなあ……。
nakanishi ― May 7, 2009 @08:32:37
豚インフルエンザ由来の新型インフルエンザ・パンデミックの危険(リスク)は増大している。しかし、現状では鳥インフルエンザ由来の場合ほどの危険(ハザード)はないようだ。総合的に見ると、いまのところ、これまで警戒していたほどの危険は認められない。なんのことだかわからんわい、という方は以下をどうぞ。
17:38追記:豚インフルについての簡潔でわかりやすい解説がありました。
共有資料 ブタインフルエンザの一般向け説明書(感染症診療の原則 2009-04-26)
17:50 末尾にも追記。
ともかく、トンデモやニセ科学とは違う、でも現場の多くの科学者とは決定的な通訳不可能性のある、自然科学のようで自然科学でないような曖昧な分野、しかしなぜか人文科学者や文化人からは人気がある分野って、実際あるんだよね。
で、人文分野としてそんな思想があっても全然よいのだけど、なぜかこーゆーのに限って、世間では自然科学(理科)として扱われがちなのは、理科教育の面から見て困ったもんだと思う。
一種の知的活動ではあるのだが、どうもサイエンスとは異質の作業であるらしい
銀河中央ー太陽系を東京ー岩手だとすると、○○小学校ととなりの△△小学校は、地球と火星に当たるとか、ぼくんちは月だ、とか牧歌的。アイディアとしては、悪くないでしょ?
開発に要するコストも膨れ上がっており、そのような状況の中で、弊社のリソースにも限界があるため、弊社としましてはここでいったん弊社のリソースを再整理して商品開発の計画を再考させていただくこととし、本ホームページを閉鎖させていただきます。
[mixi]タミフルが効かなかったら(2009年01月23日04:43)
インフルエンザになって、タミフルを処方してもらったのに効かなかったら、どうしたらよいのでしょう。タミフル耐性菌の話も、しばらく前の報道に出てましたよね。
タミフルやリレンザなど、ウイルスの活動を抑える薬を使うと、5、6日は続くはずの熱や痛みが3、4日ぐらいで治まるはずです。ってことは4日めとかになっても治まらなかったら、もう一回病院に行くべきなのでしょうか?(っていうか、1日かそこらしか短くならないんだから、ようすを見ているうちに終わりそうですけどね(^^;;)
■心筋梗塞の疑い 迷わず119番を
http://mainichi.jp/select/science/news/20090124dde041040008000c.html
ニュース日記に「判断がつかない」とか「そんなこと言って、ホントは空振りだったら叩くんだろう」とかいう人がけっこういる。
■このニュースに関する日記一覧(106件)
http://news.mixi.jp/list_quote_diary.pl?id=730119
いざというとき、もしも判断に迷うようなら「#7119」へ電話して相談しよう。下記は東京消防庁のページだけど、全国で同じ番号のはずだ。
■迷ったら救急相談センター「#7119」
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/kyuu-adv/soudan-center.htm
小児についての番号もある。これも全国で同じはず。
■小児救急電話相談「#8000」
http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html◆
冒頭の記事は、記事末尾にもあるように〈一般への調査では、心筋梗塞の恐れがある「上半身の強い不快感」を感じた場合に、「すぐ119番する」人は平日の日中で12%、休日・夜間でも28%だった。〉という調査結果が出たばかりだから書かれたもののはずだ。空気を読みすぎなくていい。
医者や他者を、そんなに恐れてハリネズミみたいにならなくていい。あなたは、たぶん普通の判断をしている。誰も無闇に高度な判断を求めているわけではない。
「非常識なやつがいる」という話を我が身に照らして考えてみるのは立派な心がけだ。その話が気になるならば、多くの場合、その話は多分あなたに向かうものではない。その話が「考えること」を求めているのは、おそらくその話を気にも留めない人たちだ(空しいけれど)。
あなたが気になるのならば、多くの場合はちゃんと「他山の石」としてその話を教訓化できるだろう。
たまには間違う。それはそれで仕方ない。それが取り返しのつかないことではないといいね。なに、多くの場合は頭を下げたりすれば済むさ。済まないこともあるけれど。◆
たとえばコンビニ受診については、死にそうな激務で知られる小児科医や産科医などでさえ一定の理解を示している例は多い。「最初のお子さんの場合など、身近に相談できる人もいなくて不安になるのはわかるし、しかたがない面はある」といった談話を見たことがないだろうか。
多くの場合は「かかりつけの医師に電話を一本して相談したり、病院のホームページなどの〈よくある質問〉ページを参照するだけで無駄足を踏むことは避けられる」というアドバイス付きだ。これは裏返せば「命に関わることで素人判断は禁物」ということでもある。
なかには無茶を言う阿呆な医者だっているだろうけれど、多くの医者は鬼でも守銭奴でもキチガイでもない(医療不信によって絶望の淵に追いやられつつある医師は増えているかもしれないけれど)。マスコミの連中だって、考えは浅いかもしれないけど、鬼でも蛇でもない。そんなに怖がらなくていいよ。
お手数ですがコメント時には認証コードをご入力ください。コードは「428x」(半角英数) 。「しぶやエックス」の語呂合わせです。
無料のアクセス解析ツールで広告が出てた?(="=)