2009年05月20日

お買い物を頼むときは

前エントリに関連して。でも、インフル限定じゃなくて。人間の認知の話でもあるかも(いやいやいや)。

「買い物を頼むときのポイント」ってほどのものじゃない。自分の経験(職場で、家庭で、友人と、親子で、夫婦で、頼まれたり頼んだり)からちょっと学んだと思っていることなどボチボチと。基本的に前エントリの「慣れていない人に、外出ついでに食料品の買い物を頼むとき」を念頭に置いてます。終わりの方では違う話も書いちゃったけど。基本、頼む方も頼まれる方もハッピーになれる方向、せめて不幸にならない方向を目指して。

んなことわかってらあ、という人いっぱいいそう。それじゃだめなんじゃない、とか、あたしはこうしておるぞ、という人も多そう。ツッコミなどお気軽にどんどんどーぞ。


一文にすると「慣れてないってことは知らないってことなんだから、あんまり期待しすぎないほうがお互いのため」なのね。そうなんだけど、頼む方は「知らないって、何をどう知らないのか」って、昔のことでもう忘れてるんですよ。子どもたちに頼んだりしているうちに、ああ、おれもそうだった、とか思い出す今日この頃。

そこら辺をつらつらと思い起こしてみたら4つになった。
頼まれる側(ぼくだったり子どもたちだったり部下だったり)は……
  1. なにを買うかを知らない
  2. どう買うかを知らない
  3. どこで買うかを知らない
  4. どう運ぶかを知らない

身もふたもないな(汗


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2009年04月18日

「ねばならない」?

「動員」される会では話さないことにしよう(これから)(リヴァイアさん、日々のわざ 2009.04.17)

カワバタさんの選択を支持します。

って、ぼくはカワバタさんのような「呼ばれてしゃべる」立場にはないので、おかしな話かもしれません。また、そこまで杓子定規に考えなくても、という気も少しするのですが、ほんとに「なし崩し的に義務になっちゃってること」が多いと思うので、これはけっこう大事だよな、なんて思うわけで。

ぼくは講演会ではなくて、学習会や説明会みたいなことをやる(主催側で同時にしゃべる側)ことがあるのですが、なんであれ、実際には選択肢があるのにそれを隠してしまうようなことは異様に感じます。意識したことはなかったけど、会議で周知するときも「役員の方もお時間の都合がつくようなら、よろしかったらぜひ」と言ったことはあるけれど、「可能な限り来てくれ」などとは言ったことがない。どっかで、本が売れないのを誰かのせいにしたり、ムリヤリ買わせたりするわけにはいかないのと同じだ、と考えているのかもしれません。

まあ、必要だと思うからやってるわけで「役員はほとんど来てないなあ、いろんな意味でこりゃあかんわ」なんて思うこともあるんだけど、一方では「とっくに理解していることについて、応援ってわけでもなくて形だけ来るなら、そんなことしなくてもいいのに。忙しいだろうに」なんてこともあり。来ていただけるのはありがたいんですけどね。


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2009年04月12日

つらい教育

みんな楽しく暮らせるように食べものを残さないようにしたい(どらねこ日誌 2009年04月11日)

どらねこ日誌は主に食育について語られているブログで(先日は黒糖焼酎に反応してしまったけど)、しばらく前から読んで勉強している。今日はエントリの本題についてじゃないんだけど、最後のひとまとまりが、引っかかった。いや、「おかしいな」とかじゃなくて、ぼくにとってのフック。釣り針。えーと、でも「釣り」とかでもなくてね。
 もしかしたら子供に教えるのではなく、子供と一緒に考えるべき問題なのかも知れません。
「君たちはどんな未来だったら良いと思う?」
「○○で○○な未来」
「じゃあ、そんな未来にするためにはどうしたら良いのか、これからみんなで考えていこうか」
 最悪の未来を想定し、それを避けるために行動していては楽しくないとも思うのですよね。

みんな楽しく暮らせるように食べものを残さないようにしたい



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posted by 亀@渋研X at 17:29 | Comment(13) | TrackBack(1) | 学校とか教育とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - つらい教育

2009年04月10日

足りない保育所:ぼくらはどうしたいのか

なにが言いたいってわけじゃなくて、なんだか気になる話を読んだ、というだけのことなんですが。

昨日かな、新聞で、こんな記事を読んだ。

「保育所使いたい」 潜在待機児童85万人 厚労省調査(朝日新聞 2009年4月8日)

ちょっとばたばたすると、新聞も2日分まとめて読んだりするのですよ。で、「いやあ、そういうふうに聞いたら、そうなるでしょうよ」とか思ったり、「しかし、そこまで視野におさめるべきなのかもしれないなあ」と思ったり。

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2009年03月10日

「小学校目線」というバイアス

ちょっと違う話。このところの話題と関係ないこともないんだけど、番外ではなく、シリーズと切り離しておく。

ときどき書いているように、ぼくが最も近しくしているのは小学校の教員たちです。そして、彼らが相手にしているのは先の法律で言うところの「児童」のなかでも、さらに弱い12歳以下の子どもたち。そこら辺があって、小学校教員たちはモンペ(モンスターペアレント)がいたとしても、子どもたち(モンペ自身の子どもたちを含む)がこうむる被害を少なくすることを最優先にしているようだと感じています。ま、どんなときも常に「子どもたちを最優先」なんです。

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posted by 亀@渋研X at 13:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 学校とか教育とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 「小学校目線」というバイアス

「親がアホ」のツケ 4:大学について思いを巡らす

■大学図書館のケースは構図が異なる
uumin3さんが書いていた大学図書館の件(大学図書館への図書未返却に対して、卒業証書を回収したという話)は、さほど奇異に感じなかった。

(1)本人の行為、(2)大学4年ということは22歳とかそれ以上、(3)図書の「紛失」とかでなく、未返却に対して「渡さない」「証書の回収」。ということで、バランスもそれなりにとれているような。

ただ、悪質な未返却は紛失とみなして弁償させればいいのに、なんて思う。やったことと違う位相の話が出てくると、面食らうというのが正しいのかな。

再購入などの手間もかかることを考えると、稀覯本でなくても、絶版書などで入手しにくいものもあるだろうから、書籍代プラスアルファを請求したっていいぐらい。「返却」「返却しない分については手間賃などを含めて弁済」「迷惑をかけたことに関してペナルティ」の3本だてだっていいぐらい。

その「ペナルティ」のなかに「卒業証書を渡さない」が入っていいのかは、よくわからない。そもそも「証書を発行するが渡さない」というやり方を「変なの」と感じてしまう。

余談だけど、ここにも「小さなねじれ」や「恣意性」はあるのかもしれない。なのに、さほど違和感を感じない。そのために、先のエントリの末尾に「おまけ」を書き足した。程度問題だからかもしれないけど、そうじゃないかもしれない。明確に意識できていないバイアスって、ほんとに厄介だ。


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posted by 亀@渋研X at 13:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 学校とか教育とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 「親がアホ」のツケ 4:大学について思いを巡らす

「親がアホ」のツケ 番外:「卒業させない」と「卒業証書をあげない」【おまけ&追記あり】

ちょっと横道ですが、uumin3さんのご指摘を紹介しつつ応答します。

卒業証書をあげない、は象徴的なもの(uumin3の日記 2009-03-08)

島根県のケースをはじめ、いくつかのケースが紹介されていました。
  • 授業料を滞納している生徒には卒業証書を渡さない(島根の県立高校)
  • 授業料滞納の生徒から卒業証書回収(山梨の県立高校)
  • 大学図書館に図書を返却しない学生の卒業証書保留(福岡県立大)
そして、「卒業証書を渡さない」というのは、卒業取り消しといった「卒業資格」などに関わるような措置ではなくて、象徴的行為なのではないか、むしろ温情に基づく処遇ではないか、できることがあまりにも限られているための苦渋の選択ではないだろうか、というご意見です。

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2009年03月08日

「親がアホ」のツケ 3:保護者と未成年者は一体なのか?

論点が多岐に渡り、ぼくの考える速度が遅く、一方でコメント欄やよそのブログではどんどん議論が進むので、少しずつアップして行くことにした。何日もかかることになりそうだけど、今週は確定申告にも行く予定なので、進み方は遅いと思う。トホホですが。


最初のエントリ〈「親がアホ」のツケは子どもに回って当然なのか〉で「そう思うのは、ぼくが法律や世間の常識に疎過ぎるからなのだろうか」と書いた。こと法律に関しては、ほんとにそのようだ。誠に世間知らずで申し訳ない。

最も理解が浅かったのは「学校の規則だとかよりも、ずっと根本的な法理=重要な規範」と書いておきながら、その根本的な法理がなんなのかをわかっていなかった点。だから根拠として示せず、商取引だの何だのを持ち出す愚を犯した。そこで(かどうかわからないけど)ブコメやコメント欄、トラックバックで、教育基本法や児童の権利に関する条約を挙げてくださった方が複数おいでだ。


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posted by 亀@渋研X at 02:55 | Comment(8) | TrackBack(0) | 学校とか教育とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 「親がアホ」のツケ 3:保護者と未成年者は一体なのか?

2009年03月07日

「未成年者」「保護者」についてのボクの誤解と訂正(続・「親がアホ」のツケは子どもに回って当然なのか【追記あり】)

昨日のエントリ〈「親がアホ」のツケは子どもに回って当然なのか【追記あり】〉の続きです。

まずは法律関係の誤りを確認できたところの訂正。

その後のエントリで、それを踏まえたあれこれ書きかけ中。随時アップの予定(考える速度が遅いので、ぜんぜん議論に追いつけていない気がするけど)。

前エントリを読んで、「法律的にも、今回の高校のやり方はおかしいんだね」と思われた方がおいでだったら、お詫びして訂正する。また、ご指摘下さった方々、ありがとうございます。

前のエントリの法律に関する記述で間違っている部分は多々あると思う。多分、apjさんからいただいた応答が、かなり漏れなくご指摘下さっていると思うのでご紹介。

アホと貧乏は別の話(Archives 2009/03/06)

先にこのエントリを挙げることができていれば、apjさんの手間を減らせたかもしれないと思うと、申し訳ない(ぼくが調べ直す前にapさんが書いてくれれば、ぼくの手間が省けたなんて思いませんよ! 結局、自分でだって調べるし)。

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posted by 亀@渋研X at 11:00 | Comment(14) | TrackBack(0) | 学校とか教育とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 「未成年者」「保護者」についてのボクの誤解と訂正(続・「親がアホ」のツケは子どもに回って当然なのか【追記あり】)

2009年03月06日

「親がアホ」のツケは子どもに回って当然なのか【追記あり】

23:13追記

思いのほか多数のアクセスをいただいているので、ご注意を申し上げます。

エントリ中でも「そう思うのは、ぼくが法律や世間の常識に疎過ぎるからなのだろうか」などと書いたのが、恥ずかしながらビンゴだったようです。コメント欄でも少し触れましたが、このエントリではとくに法律関係で誤解・思い込みによる間違いをしでかしている部分があります。

コメント欄ならびにトラックバックで種々のご指摘をくださった方々、ありがとうございます。

現在整理中ですが、すでに条文等で確認できている特に大きな間違いは次の2点です。
  • 誤:入学に際しての契約主体は保護者なのではないか? → 正:契約主体は生徒である
  • 「未成年者は保護される」ということの法的な意味
また、それだけでなく情緒的な願望が混在して論を混乱させてしまっているようです。

簡単に修正できそうにないので、できれば明朝までに整理しなおして新しいエントリをアップしようと目論んでいます。ムシのよい話で恐縮ですが、そんなわけですからくれぐれも下記の記述を鵜呑みになさらないようにご注意下さい。

3/6 11:11追記
法律に関する記述の誤りについて、エントリを上げました。

「未成年者」「保護者」についてのボクの誤解と訂正

しかし上の追記長いよ! すいませんね、いつもこんなで……。

3/7 04:06追記
前記「誤解と訂正」や、コメント欄等をできるだけ踏まえて。

「親がアホ」のツケ 3:保護者と未成年者は一体なのか?

3/14追記
その後の関連エントリ(いずれも2009年03月10日付け)。

「親がアホ」のツケ 番外:「卒業させない」と「卒業証書をあげない」
親がアホ」のツケ 4:大学について思いを巡らす
「小学校目線」というバイアス

ニセ科学とは関係ないし、ちょっと前の話なのだけど。

先日、島根県の公立高校で「学費滞納が生じた生徒には卒業証書を渡さない」という告知がなされたという件について、県教委が高校の判断を問題としたという報道がされた。

授業料未納なら「卒業証書渡しません」 島根の県立高校(朝日 2009年2月27日)(魚拓

問題になるのはわかりやすすぎるくらいの話だと思って、特にブックマークもしていなかった。ところが、賛否両論だということに今頃気づいた。今見たら100件以上もブックマークがついて喧々囂々。

はてなブックマーク - asahi.com(朝日新聞社):授業料未納なら「卒業証書渡しません」 島根の県立高校 - 社会

バカ親に困らされている学校現場には激しく同情するけれども、この高校のやり口は筋違いも甚だしいんじゃなかろうか。

この件ではapj氏もエントリを起こしているが、まったく賛同できない。

教育的配慮が暴走すると規範をぶちこわしにする(Archives 2009/03/01)

「バカ親憎しの一念が暴走した高校が、未成年や善意の第三者の保護をぶちこわしにした」の間違いではないのだろうか。未成年や善意の第三者の保護というぼくの理解が合っているとすれば、学校の規則だとかよりも、ずっと根本的な法理=重要な規範をぶちこわしにしたということにならないだろうか。重要な約束を破っても何とかなるという実例を作って規範の崩壊を進めてしまったのは、この学校だということにならないだろうか。

すでにはてブでも批判が起きているが、コメントのおおかたはうなづけるものだ。なんの責任もないうえに責任を取る能力もない未成年のところに責めを及ぼすことを容認していては、規範もへったくれもないだろう。「未成年者・年少者(18歳未満)は保護される」「犯罪や誤りを犯した行為者本人だけが罰せられるべきで、特段の理由もなく家族等が代わりに責めを負うべきではない」といった前提こそが間違っていて正されるべきだというのでない限り。

apj氏が引用しているエントリも読んだ。

卒業証書は誰のもの?(ケミストの日常 2009-03-01)(はてブ

タイトルを借りるならば、卒業証書は、学校が卒業する学生・生徒・児童(子ども)に授けるものではないのだろうか。少なくとも学校が親に売るものではないはずだし、親が金で買って子どもにくれてやるものでもない(実態としてそうなってしまっている学校があるとしても、それでいいという話でもないだろう)。

親がムチャクチャだと、学校だって卒業証書を出したくなくなるのはわかるけど、それは八つ当たりというものではあるまいか。児童生徒等へのおかしな「教育的配慮」を持ち出した結果、おかしな処遇がなされることもあるだろうけれども、このケースはそうした事例とは異なるのではないだろうか。

大学の先生だと、学生には成人が多いからピンと来ないのだろうか。いや、はてブを見ると、そもそもわかりやすい話題じゃないのかもしれない。

というわけで、以下ぼくの理解を書いてみる。あんまりびっくりしたので乱筆乱文度合いがいつもよりも激しくなっている自覚がある。もしも話の筋道がおかしいよ、ということがあったらご指摘いただきたい。また、法律には詳しくないので、そちらについても誤認があったらご指摘いただけるととっても幸い。

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2009年02月21日

保育所・入所希望が急増:驚いてる場合じゃないよ!?

保育所:希望が殺到…不況で働く母急増 東京23区(毎日新聞 2009年2月20日)という記事を読んだ。
 東京23区を対象に入所希望者の数を調べたところ、08年の前年比7%増から一気に約30%増となった杉並区を筆頭に、板橋区約21%増▽世田谷区約18%増▽練馬区約17%増−−などが近年にない伸びを示し、中央区、千代田区を除いた各区で軒並み増加している。
 希望者急増について、杉並区保育課は「これだけ増えるのは想定外だ。景気悪化の影響が顕著に表れたのではないか」と話している。
おいおい、なにをのんきな。新年度には学童保育だって、きっと大幅に希望者が増加するぞ。

最近の統計や過去の体験を考えると、なんかひどい悲劇が起きないか、気が気じゃない。

行政は、「求職活動のための短期間一時保育」「収入額や労働時間に応じた経済的・人的支援」など、急ごしらえの間に合わせでもいいから、早急になんらかの対応をしなければならないだろう。なにか悲劇が起きる前に。

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2008年11月02日

養護教諭の孤独

10月のアクセス集計を見たら、〈前略、沖縄県医師会さま 保健室に代替医療が入り込みそうです〉(2008年10月16日)が最も多かった。と言っても、へんぴなブログのこととて1,442PVなんですけど。

この件にしろ、ほかの件にしろ、学校がからむとどうしても気になってしまう。で、修羅場中なのだけど、ふとmixiの関係コミュを検索してみた。ありますねー、数千人規模のがいくつも。

で、ふと目に留まったトピックを読んでいて気づいたのだけど、養護教諭ってとっても孤独なのですね。職場に同じ職種の人がいないのがふつうなんですもの。他校との交流も、ほとんどないだろうし。

で、自傷行為が多いのは、一に看護士、二に教員、なかでも養護教諭が多い、なんてことを夜回り先生が講演で言っとった、なんて話も引かれていました。医者が必要なのは、彼ら自身だったりするのかもしれないわけです。

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2008年10月22日

「地域教育」が教室にスピリチュアリズムを招ぶ?【追記あり】

沖縄の中学校で(幻影随想 2008年10月22日)経由で、下記の報道を読みました。

霊能者ユタのおはらいで体調不調? 沖縄の中学生5人が病院へ(MSN産経ニュース 2008.10.22)

ユタというのは、ある種のシャーマンです。沖縄版の女性の神主ということもできるかもしれません。

ユタ - Wikipedia

子どもたちの症状は、幻影随想の黒影さんが見るように集団ヒステリーだろうとぼくも考えています。やはりコックリさん騒ぎを思い出し、なんでまた、と思います。

地元紙を見てみました。

おはらい中 不調訴え/過呼吸搬送/真志喜中、教室にユタ呼ぶ/(沖縄タイムス 2008年10月22日 【夕刊】)

過呼吸で生徒5人搬送 おはらいの際「気分悪い」(琉球新報 2008年10月22日)

「父母が呼んだ」「父母会の有志がユタを呼び」となっており、それでか、という思いと、それにしても、という思いが錯綜しました。

両紙の見出しの論調が微妙に異なっています。沖縄タイムスの「教室にユタ呼ぶ」は、「学校にユタさまを呼ぶのはさすがに非常識」といった意識が伺えます。記事中でも〈おはらいを許可した校長は「特に断る理由がなかった」としている。〉〈同校では五月にも、他の部活で同様な理由でおはらいをしたことがあるという。〉という記載があり、学校の判断を問う姿勢があります。しかし、琉球新報は、そこは問題にしていないように見えます。

【23:10追記(23:54 末尾から移動)】
朝刊にも出ていた模様。こりゃ、単にダメ校長ってことか? うちの記事は心配し過ぎか?

真志喜中「10人過呼吸」/夜に通報 学校側、説明せず(沖縄タイムス 2008年10月22日 【朝刊】)
【追記ここまで】

【10/22 03:47追記】
はてブでいただいたコメント。
〈2008年10月23日 zu2 内地で言えば、塩を盛るような行為ですよ。たぶん。 / http://www.zukeran.org/shin/funifuni/200810.html#23_01

地鎮祭どころか、そこまで軽いか? うーん……どうなんでしょ。
【追記ここまで】

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posted by 亀@渋研X at 22:51 | Comment(31) | TrackBack(1) | 学校とか教育とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 「地域教育」が教室にスピリチュアリズムを招ぶ?【追記あり】

2008年10月09日

ミヤネ屋「水伝批判」の放送内容など【追記あり】

見逃したのだが、内容がわかる記事を発見。

水は答えを知っている - Skeptic's Wiki
ページ中の「校長が教える仰天科学」の項で内容紹介。

痛いテレビ: ミヤネ屋でニセ科学「水からの伝言」問題
画面キャプチャをたくさん添えて紹介。

以下、自分のはてブから、主に「知らなかった」という方々の反応。

毎日がクリスマス♪ : 校長達が教える仰天科学”水は言葉がわかる”の波紋
最終的にはうさんくさい、と判断しているが,途中では〈う〜ん いい話だけどね〉。そう見えるんだなあ。

猛烈もさ日記 | エムブロ!
近所が出て来たのだけど、なんとなく人ごと風。そんなものか。

蒼き旅人: 結晶
〈反証が説得力あるよなぁ〜〉おっしゃ。しかし、反証がなければどうだったのだろう(汗

「水からの伝言」にイグノーベル賞を - きょくたんどうして
〈かわいそうなのはそれが根拠の無い”嘘”であることに気付いている子供だ〉同感。

やる気数% 水の道徳…?
きっと引っかかりにくい人。〈「水の道徳」で言いたいのは「水は大切にしよう」ってことだというのも分かるけど、それは水の結晶を見せなくても学べると思う〉

おおむね反応は良好か。でも、FSMさんがミヤネ屋の「水伝」批判で言うように、「反論といっしょに見せられたからではないか」ということは、あるのかも(汗

【22:30追記】「よかったよかった」な話を発見。

「水からの伝言」と息子のその後(専業主婦のトモ)

こういうふうに役に立ったことも、息子さんが信じてなかったことも、よかったなあ……(いや、あの、学校の授業を忘れてるってこと自体は、むにゅむにゅ。
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「発達段階に応じた指導」とニセ科学2

「発達段階に応じた指導」とニセ科学についての補足です。

黒猫亭さんの疑問は、極論化すると「【1】どれほど理想的な環境にあっても、『受け手の程度を踏まえて教える』という方法は、一定の『誤りの混入』を許すのではないか」「【2】教えることに慣れている者は、『誤りの混入』にも慣れ、その問題を軽視するようになるのではないか」「【3】その結果、ニセ科学的なものなどが入り込みやすくなる事態が起きるのではないか」ということですよね。

で、「受け手の程度を踏まえて教える」こと自体は否定しない(一時にすべてを教えることは、原理的に不可能だから)。ひょっとすると、上書き訂正されるケースでは「それでいい」とさえ考えておられるかもしれない。また、教える者、個々の資質にも解決を求めない。

単に「そこ[上記の構造]を見逃すと解決しないのではないか」とおっしゃっているのだと理解しています。

【1】は、それなりに実例が思い浮かびます。そういう傾きは、確かにある。

しかし【2】は、なんとも言えない。「慣れ」などという問題は、第三者には推し量りにくい。だから、ここで実感なり、事例なりが集まるといいなあ、というのがぼくの願望です。

先方コメント欄での議論への、教育関係者のさらなる参加を熱望します。
posted by 亀@渋研X at 16:55 | Comment(10) | TrackBack(1) | 学校とか教育とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 「発達段階に応じた指導」とニセ科学2

2008年10月05日

「発達段階に応じた指導」とニセ科学

教育と嘘事(黒猫亭日乗 2008年10月 4日)を読んで、ううむとうなっています。
詳細は先方でお読みいただくとして、ぼくなりに要約すると、こんなことです。

学校教育には、「発達段階に応じた履修内容」というカリキュラム構造がある。そのため、どうしても低学年では厳密には正確でない説明で教えるという事態が生まれる。

こうした構造は、必ずしも「低年齢では間に合わせの説明」ということではなく、それなりの根拠があって選び取られているのだが、どうしても「上の学年で、より深い理解、より正確厳密な説明にアップデートされる」というスタイルへの慣れを生むだろう。

黒猫亭さんの危惧は、端的には、そうしたことへの慣れがあるために、ついつい「水からの伝言」のような説話の問題点に目が向かないということがあるのではないか、教材にしやすいかどうかみたいな点にだけ目が向きがちな状況を生むのではないか、結果として不適切な構造をもった説話でも採用されやすい状況にあるのではないか、ということになるでしょうか(先の「人間も永遠のベータ版」というエントリとも、ちょっと重なる部分がありそうな気もします)。

そうなのでしょうか。外野が考えてわかることでもないと思うので、先方コメント欄への、教育関係者や教職経験者の方々の議論参加を期待しています。

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2008年09月20日

広島工業大学図書館が「水伝」を推薦

ちょっと思うところあって「水からの伝言 site:ac.jp」で検索したら、山のような批判的言及のなかにポツンと、広島工業大学図書館の「図書館便り」がヒットしてしまった。

第59号 (2004年1月)[PDF]
http://www.it-hiroshima.ac.jp/library/pdf/59gou.pdf

p.11の「新着セレクト〈図書編〉」として、こんなふうに紹介されていた。
●435.44/M/1
「水からの伝言」
(江本勝編著・波動教育社)
 〜水の氷結結晶写真集〜
 基本の水に「きれい」という文字をみせた水は美しい結晶に。「きたない」という文字をみせた水はきたない結晶に。水は環境によって大きな影響を受けている−水の不思議を覗いてみましょう!「水からの伝言1・2」・「水は語る」あわせてご覧ください!
困ったことにこれだけではない。なんと教授からの推薦文が、サイト内にある。


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2008年09月16日

校長先生たちに「水からの伝言」講演会【末尾に追記】

またしても、である。しかも、今度は対象が大きい。
どう採り上げたものか、迷っているうちに日が経ってしまった。

今月か来月か、関東6県の公立小・中学校の女性校長が、「水からの伝言」を題材にした訓話などをする可能性があります。

こんな、ジュセリーノの地震予知みたいな書き方はしたくない。
しかし、すでにもう、それは起きているかもしれない。

心当たりがあるなら、きくちくんの〈「水からの伝言」を教育現場に持ち込んではならないと考えるわけ〉を、プリントして渡してあげてください。校長先生に直接でなくても、誰かその学校の教職員の目に触れるように、してみてはどうだろうか。


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2008年08月25日

無責任な教員が秋田に一人いた、という話

#mixi日記を転載

「適当にこなしてる感」が漂ってきますね。

個人情報:担任が占師に児童の障害相談 秋田の小学校(毎日新聞 2008年8月24日)

占い師に児童の情報漏らす 秋田の小学校教諭(共同通信 2008年8月25日)

先生が占い師に相談 特別支援学級児童の情報漏らす(msn産経 2008年8月25日)

某マイミクさんの日記によると、お花畑が大変らしい。なんか「なにが問題かわからん」とか「方法は間違ったかもしれないけど、熱心な先生」とか言ってる方々が、少なくないらしい。なんじゃそれ。

直面した問題についていろいろ調べて勉強し、いろんな機関に相談してみるとか考えつくことはできる限りやってみて、それでもどうしようもなくて悩みに悩み、ついに宗教とかに救いを求めた……とかいうなら、「痛ましい話」です。ご同情申し上げます。行政はなにをやってんだよ、頼れる同僚や上司はいなかったのかよ、って話です。

が、ここで報道されたケースは単に「痛い話」にしか見えない。

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posted by 亀@渋研X at 18:42 | Comment(7) | TrackBack(1) | 学校とか教育とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 無責任な教員が秋田に一人いた、という話

2008年08月16日

戦前のモンスターペアレント?

学校における凶悪犯罪の認知数の推移について調べていて、うっかり下記の記事に迷い込んだ。

戦前の親を見習おう(少年犯罪データベースドア 2007年12月24日)

戦前は、モンスターペアレントが今よりももっともっとたくさんいました、みんなもっと見習いましょう、裁判でも親が勝っています、昔はよかった、という記事。
「見習おう」とかいうのは皮肉や揶揄だと思っていたんですが、コメント欄を読んでびっくりしました。

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posted by 亀@渋研X at 21:40 | Comment(3) | TrackBack(0) | 学校とか教育とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 戦前のモンスターペアレント?
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